特許
J-GLOBAL ID:200903037798332984

エンジンのアイドル回転数制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-268913
公開番号(公開出願番号):特開平10-115246
出願日: 1996年10月09日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】エンジン冷却水温の低下による暖機性能の不足を解消し、しかも暖機特性と静粛性、燃費とを両立させる。【解決手段】始動後のエンジン冷却水温度の最大値を検出し、これと現在の冷却水温度TWNにより冷却水温低下量を算出して、低下量が所定量上の時、冷却水温低下と判定し、暖機促進を目的とした放置暖機用目標回転数RPMST1により目標回転数RPMSETを設定する(S24,S29)。一方、低下と判定されていない時には、始動後一度も走行状態を検出していない場合は放置暖機用目標回転数により目標回転数を設定し(S28,S29)、走行状態を検出した場合は、以後、静粛性、燃費を目的とした走行暖機用目標回転数RPMST2により目標回転数を設定する(S25〜S27)。アイドル時、目標回転数とエンジン回転数NEとの比較結果に応じてアイドル回転数制御弁に対する制御量としての駆動信号のデューティ比を設定する。
請求項(抜粋):
エンジン始動後一度も車輌走行状態を検出しないときにはエンジン暖機を促進しエンジン冷却水温度の上昇に伴い順次値が減少する放置暖機用目標回転数により目標回転数を設定し、車輌走行状態を検出したときには、以後、上記放置暖機用目標回転数よりも暖機途上の値が低い走行暖機用目標回転数により目標回転数を設定し、アイドル時に、上記目標回転数とエンジン回転数との比較結果に応じてアイドル回転数制御弁に対する制御量を設定しアイドル回転数を制御するエンジンのアイドル回転数制御装置において、エンジン冷却水温度に基づいて上記放置暖機用目標回転数を設定する放置暖機用目標回転数設定手段と、エンジン冷却水温度に基づいて上記走行暖機用目標回転数を設定する走行暖機用目標回転数設定手段と、エンジン始動後のエンジン冷却水温度の最大値を検出する冷却水温最大値検出手段と、上記冷却水温最大値と現在のエンジン冷却水温度により冷却水温低下量を算出し、該冷却水温低下量が所定量以上のとき、冷却水温低下と判定する水温低下判定手段と、冷却水温低下判定時には、上記放置暖機用目標回転数により目標回転数を設定し、一方、冷却水温低下と判定されていないときには、エンジン始動後一度も車輌走行状態を検出しない場合は上記放置暖機用目標回転数により目標回転数を設定し、車輌走行状態を検出した場合は、以後、上記走行暖機用目標回転数により目標回転数を設定する目標回転数設定手段と、アイドル時、上記目標回転数とエンジン回転数との比較結果に応じてアイドル回転数制御弁に対する制御量を設定する制御量設定手段とを備えたことを特徴とするエンジンのアイドル回転数制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/16 ,  F02D 41/06 315 ,  F02D 45/00 312
FI (3件):
F02D 41/16 E ,  F02D 41/06 315 ,  F02D 45/00 312 Q

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