特許
J-GLOBAL ID:200903037802542000

データ受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-015709
公開番号(公開出願番号):特開平7-212424
出願日: 1994年01月17日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 変調信号の中心周波数と局部発振器の周波数との間の周波数誤差Δfに起因して、求める位相差にπ/4≦|θe|の位相誤差θeが生じる場合でも、それを補償することができるデータ受信装置を提供する。【構成】 受信した被変調信号の直交検波に使用する局部発振器5と、被変調信号における変調位相の1シンボル周期での位相差を求める位相遅延検波部と、前記位相差に生じる位相誤差θeを補償する自動周波数制御手段17とを備えるπ/4シフトQPSK変調方式のデータ受信装置において、θeの大きさの範囲とその向きとを判定するゼロクロス判定手段15と、ゼロクロス判定手段がπ/4≦|θe|と判定したとき、位相遅延検波部の出力する位相差にπK/4(Kは正または負の整数)を付加して自動周波数制御手段に出力する位相加算手段15とを設ける。θeがπ/4以上のときは、位相加算手段がπK/4を付加して、θeを含む位相差の信号点を本来の送信変調位相差の信号点の象限に引戻す。従って、自動周波数制御手段は、常に正しい位相補償を行なうことができる。
請求項(抜粋):
受信した被変調信号の直交検波に使用する局部発振器と、前記被変調信号における変調位相の1シンボル周期での位相差を求める位相遅延検波部と、前記被変調信号の中心周波数と前記局部発振器の発振周波数との間の周波数差に起因して前記位相差に生じる位相誤差θeを補償する自動周波数制御手段とを備えるπ/4シフトQPSK変調方式のデータ受信装置において、前記位相遅延検波部から出力された位相差に生じている前記位相誤差θeの大きさの範囲とその向きとを判定するゼロクロス判定手段と、前記ゼロクロス判定手段が前記位相誤差θeの大きさをπ/4≦|θe|と判定したとき、前記位相遅延検波部の出力する前記位相差にπK/4(Kは正または負の整数)を付加して前記自動周波数制御手段に出力する位相加算手段とを設けたことを特徴とするデータ受信装置。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04L 27/38
FI (2件):
H04L 27/22 Z ,  H04L 27/00 G

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