特許
J-GLOBAL ID:200903037809556812

緊急遮断弁の安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-223262
公開番号(公開出願番号):特開2000-055232
出願日: 1998年08月06日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 万一、圧力流体供給・排出口と圧力流体の流れ切換手段の間の圧力流体供給・排出系に亀裂や破損が生じたとしても、圧力流体が洩れるのを防止して、弁開状態で保持されている弁体の急閉および弁閉途中の弁体の急閉を阻止することにより、ウオータハンマの発生を確実に防止する。【解決手段】 カップリング14と油圧シリンダー6の圧油供給・排出口8Aにかけて設けられた第1連通管18には、圧油供給・排出口8Aに接近してシリンダーの作動規制弁31を設け、第1連通管18における圧油供給・排出口側18Aの第1圧力とカップリング側18Bの第2圧力の平衡状態では、シリンダーの作動規制弁31を「開通」させ、カップリング側18Bが破損して第1圧力と第2圧力に差圧が生じた場合には、シリンダーの作動規制弁31を「遮断」する。
請求項(抜粋):
弁箱に収容した弁体と、この弁体を固着して弁箱に回転自在に支持されるとともに弁箱外部に導出された弁棒と、この弁棒に基部が固着されたアームと、このアームに取付けられて前記弁棒および弁体に弁閉方向のトルクを付与するウエイトと、前記アームにピストンロッドの先端部が連結されたシリンダーと、このシリンダーの圧力流体供給・排出口に接続された圧力流体供給・排出系を備え、この圧力流体供給・排出系には、前記シリンダー内部への圧力流体供給流れを可能にして、前記ピストンロッドの前進により前記ウエイトによる弁閉方向のトルクに抗して弁開方向のトルクを付与して弁開し、かつ弁開状態を保持するとともに、緊急事態発生時に前記シリンダー内部からの圧力流体排出流れを可能にし、かつ前記ウエイトによる弁閉方向のトルクとの協働による前記ピストンロッドの後退で前記弁体を全開位置から全閉位置近くまでは急閉させ、該全閉位置近くから全閉位置までは前記弁体を緩閉させる圧力流体の流れ切換手段が設けられている緊急遮断弁において、前記圧力流体供給・排出口と前記圧力流体の流れ切換手段の間の圧力流体供給・排出系に、前記圧力流体供給・排出口側の第1圧力と前記圧力流体の流れ切換手段側の第2圧力を検知し、検知した第1圧力と第2圧力の平衡時に開通して前記シリンダーの作動を可能にし、前記検知した第1圧力と第2圧力との差圧発生時に遮断して前記シリンダーの作動を不能にするシリンダーの作動規制弁が設けられていることを特徴とする緊急遮断弁の安全装置。
IPC (2件):
F16K 31/122 ,  F16K 17/36
FI (2件):
F16K 31/122 ,  F16K 17/36 Z
Fターム (19件):
3H056AA04 ,  3H056BB12 ,  3H056BB24 ,  3H056CA01 ,  3H056CB03 ,  3H056CD02 ,  3H056DD01 ,  3H056DD10 ,  3H056EE08 ,  3H056GG05 ,  3H061AA10 ,  3H061BB06 ,  3H061CC09 ,  3H061DD02 ,  3H061EA22 ,  3H061EC13 ,  3H061ED07 ,  3H061GG02 ,  3H061GG11

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