特許
J-GLOBAL ID:200903037816845714

調整入力利用のカスケード炉温制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市東 禮次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-051032
公開番号(公開出願番号):特開平6-266449
出願日: 1993年03月11日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】同一パターンで反復運転する炉に対する調整入力利用の温度制御を高速化する。【構成】炉1のヒータ2の温度(χ)を二次調節計35によって制御し、炉内温度(y)を制御する一次調節計12の出力によって二次調節計の入力(τ)を設定する。炉と二次調節計と一次調節計とからなる拡大システム40へ温度設定値(r)に同期して印加する調整入力(r)を調整入力用メモリ11に記憶する。調整入力は、反復運転の度毎に、温度設定値と炉内温度との差(e)を縮小するように選ぶ。拡大システムにおける状態変数の次数を炉内温度の次数に等しくする。温度設定値が入力されない場合の拡大システムに対応する双対システム9を設け、温度設定値と炉内温度との差の印加に応ずる双対システムの出力(v)と前回運転時の調整入力とに基づいて調整入力の更新値を算出する。
請求項(抜粋):
炉内温度設定値(r)の所定経時変化パターンに従い反復運転するヒータ付炉の炉内温度(y)を一次調節計によって制御する温度制御装置において、前記炉と一次調節計との間に接続され前記炉のヒータの温度(χ)と前記一次調節計からの操作信号(τ)との差を零とする如く作動する二次調節計、前記炉と前記二次調節計と前記一次調節計とからなる拡大システムへ前記温度設定値(r)に同期して順次印加される調整入力(r)の列を前記パターンに従う運転の1サイクルごとに更新して記憶する調整入力用メモリ、前記温度設定値(r)が入力されない場合の前記拡大システムに対応する双対システム、及び前記温度設定値(r)と前記炉内温度(y)との差(e)の印加に応ずる前記双対システムの出力(v)と前記記憶された調整入力(r)とに基づき前記運転の1サイクル毎に前記差(e)を縮小させる如き調整入力(r)の更新値を算出する調整入力発生器を備えてなる調整入力利用のカスケード炉温制御装置。
IPC (3件):
G05D 23/19 ,  F27D 19/00 ,  G05B 11/32

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