特許
J-GLOBAL ID:200903037830522740

高周波信号分配・合成器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今村 辰夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-247958
公開番号(公開出願番号):特開平7-106898
出願日: 1993年10月04日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明は高周波信号分配・合成器に関し、出力間レベル偏差を低減して安定的に製造可能とし、開発時間を短縮化可能にすることを目的とする。【構成】 (A)のように基板底面側のGND電極パターン32の内側層に2分割したパターン26、27、及び29、30を対称配置し、パターン26と29、及び27と30同士を対向配置し、パターン29、30の面積をパターン26、27の面積より大きく設定してパターン26、29、及び27、30間で出力端子間のコンデンサC4を構成する。(B)のようにパターン38の面積をパターン37の面積より小さく設定し、対向配置してコンデンサC4を構成し、前記各パターンとGND電極パターン32間でそれぞれ接地用コンデンサC2、C3を構成する。(C)のようにコンデンサC4の一部のパターン40を表面に設定してトリミング可能に構成する。
請求項(抜粋):
各入出力端子(IN、OUT1、OUT2)に、それぞれ接地用コンデンサ(C1、C2、C3)を接続し、入力端子(IN)と、各出力端子(OUT1、OUT2)間に、それぞれコイル(L1、L2)を接続し、更に、前記出力端子(OUT1、OUT2)間にコンデンサ(C4)を接続した回路構成とし、前記各コイル、及びコンデンサを多層基板に設定した高周波信号分配・合成器において、前記コンデンサを設定したコンデンサ部を複数層構成として、その基板底面側にGND電極パターン(32)を設定し、該GND電極パターンより内側の異なる層(21-5、21-6)に、それぞれ、2分割したコンデンサ電極パターン(26、27、及び29、30)を、基板の中心線に対して対称配置すると共に、異なる層の前記コンデンサ電極パターン(26と29、及び27と30)同士を、それぞれ基板の積層方向で対向配置し、かつ、GND電極パターンに近い方の前記コンデンサ電極パターン(29、30)の面積(S2)を、遠い方のコンデンサ電極パターン(26、27)の面積(S1)より大きく設定(S1<S2)して、前記異なる層に設定したコンデンサ電極パターン間の容量により、出力端子間に接続したコンデンサ(C4=C41+C42)を構成したことを特徴とする高周波信号分配・合成器。
IPC (2件):
H03H 7/48 ,  H01P 3/08

前のページに戻る