特許
J-GLOBAL ID:200903037835177030

作業車の変速操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-322388
公開番号(公開出願番号):特開平10-157650
出願日: 1996年12月03日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 無段変速装置を用いて、直進時における左右各走行装置の等速駆動が可能で、かつ旋回半径および旋回速度の設定が自由で多様な旋回パターンを得られる走行変速装置を提供する。【解決手段】 左右の走行装置1の駆動系に、高低変速用の無段変速装置3と、旋回操作用の無段変速装置4とを備え、操舵用操作具6が中立位置に操作されている状態では、高低変速用の無段変速装置3によってのみ左右の走行装置1を駆動するとともに、速度制御用操作具6による変速操作を両無段変速装置3,4の夫々に伝達し、操舵用操作具7が左または右旋回操作位置に操作されている状態では、高低変速用の無段変速装置3によって一方の走行装置1を駆動し、旋回操作用の無段変速装置4によって他方の走行装置1を駆動し、かつ、操舵用操作具7による変速操作を旋回操作用の無段変速装置4に対してのみ伝達するよう構成する。
請求項(抜粋):
左右一対の走行装置の駆動速度差によって機体旋回を行う作業車の変速操作装置であって、前記走行装置の駆動系に、高低変速用の無段変速装置と、旋回操作用の無段変速装置との複数の無段変速装置を備えるとともに、前記高低変速用の無段変速装置に対する速度制御用操作具と、前記旋回操作用の無段変速装置に対する操舵用操作具とを設け、それらの各操作具と前記各無段変速装置とを連係する操作連係手段を設け、この操作連係手段は、前記速度制御用操作具による変速操作を、前記操舵用操作具が中立位置に操作されている状態では、両無段変速装置の夫々に伝達し、かつ、操舵用操作具が中立位置以外の左または右旋回操作位置に操作されている状態では、前記旋回操作用の無段変速装置側へは非伝達状態として高低変速用の無段変速装置にのみ伝達するように構成されているとともに、前記操舵用操作具による変速操作を、旋回操作用の無段変速装置に対してのみ伝達するように構成されている作業車の変速操作装置。
IPC (2件):
B62D 11/08 ,  B60K 20/02
FI (2件):
B62D 11/08 J ,  B60K 20/02 H

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