特許
J-GLOBAL ID:200903037836935132

監視装置付油入変圧器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-228796
公開番号(公開出願番号):特開平9-074018
出願日: 1995年09月06日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【目的】絶縁油油温,油面監視及びタンク内異常圧力発生時の放圧機構を有する油入変圧器で、これとは別にダイヤル温度計又は、測温抵抗体を必要とする油入変圧器に於いて、カバーに穴孔を追加工し取付座を溶接することなくダイヤル温度計又は、測温抵抗体を取付けることにある。【構成】油入変圧器内絶縁油油温を棒状温度感温部2と温度指示部3が直結又は可撓性配管23で連結されたダイヤル温度計又は棒状温度感温部2と遠隔監視用接点部24が直結した測温抵抗体により油温測定でき、絶縁油27面に浮かべた中心部に穴孔を有する浮体22が棒状感温部2と平行に上下することで油面位置監視ができ、タンク内異常圧力発生時に圧力を逃す放圧蓋12で放圧できる機構を温度指示部3,接点部24及び棒状温度感温部2をケース8,9の外に出して一体としている。【効果】本発明に依れば、カバーに穴孔を明け取付座を溶接する作業が不要化でき経済的且つ、納期短縮を図れる。又、棒状温度感温部を不要化でき経済的である。
請求項(抜粋):
上方にカバーを有し、内部に絶縁油が充填されるタンクと、このタンク内に格納される変圧器本体と、上記絶縁油の温度を監視する温度監視装置と、上記絶縁油の油面位置を監視する油面監視装置と、タンク内異常圧力発生時に圧力を逃がす放圧機構を備えた監視装置付油入変圧器において、上記放圧機構は一端が上記カバーに固着されて上記タンク内に連通し他端に開口部を有し側面に気密に形成された表示窓を有する筒部と、この筒部の他端に弾性的に保持されて通常時は上記開口部を塞ぐとともに異常圧力発生時に上記開口部との間に間隙を形成して圧力を逃がす放圧部を有し、上記温度監視装置は棒状に形成されて上記放圧部と上記筒部を貫通し先端が上記絶縁油内に位置して上記絶縁油の温度の情報を伝達する温度情報伝達部と、上記筒部の外側に設けられて上記温度情報伝達部に接続されて上記絶縁油の温度を表示する温度表示部を有し、上記油面監視装置は上記温度情報伝達部に沿って摺動自在に設けられ上記絶縁油の油面に浮かべられる浮体と、一端が上記浮体に接続され他端が上記筒部内に伸びてこの浮体の動きを伝達する油面位置伝達部と、この油面位置伝達部の上記他端に接続されて上記筒部の上記表示窓内で上記油面位置を表示する油面表示部を有したことを特徴とする監視装置付油入変圧器。
FI (4件):
H01F 27/00 H ,  H01F 27/00 A ,  H01F 27/00 B ,  H01F 27/00 E

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