特許
J-GLOBAL ID:200903037843439825

電流型コンバータのPWM制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-285252
公開番号(公開出願番号):特開平5-122940
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 ソフトウエア方式による電流型コンバータのPWM制御において、電源と制御動作の同期処理を改善すると共に、電源電流の低次高調波の発生を抑える。【構成】 同期検出信号をCPUの高速入力ポートに入力させ、同期演算処理を非割込処理とする。まず数サイクルの平均電源電圧周期を求めて基準とする。この値から制御周期を求めて制御タイミングを管理する。上記の基準から予測される予測同期時刻および検出同期周期の差分をサイクルごとに求める。この差分に基づいて制御周期を補正する。これにより電源電圧の変動に制御位相を追従させる。またパルスパターン生成にあたって、予測同期時刻から転流の際の電源相電圧の大小関係を予測する。この大小関係から遅延の発生の有無を予測する。この結果に基づいて理想パルスパターンを補正して実電流を全体的にストレージタイム分だけ遅延させ、入力電流波形の高調波発生を抑制する。
請求項(抜粋):
電源電圧に対して非同期的な制御装置を使用して電流型コンバータにPWN制御を行う方法であって、電源電圧を監視して同期検出信号を得、この同期検出信号にPWM制御動作を追従させる方法において、同期検出信号の周期を計測して電源周期を求め、この電源周期から次回の同期時刻を予測し、この予測同期時刻に基づいてPWN制御時刻を管理し、前記電源周期は定期的に補正するものとし、この補正にあたっては、検出同期時刻および予測同期時刻の差分を求め、この差分に基づいて補正量を決定することを特徴とする電流型コンバータのPWN制御方法。

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