特許
J-GLOBAL ID:200903037848197439

セパレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-344577
公開番号(公開出願番号):特開平9-161759
出願日: 1995年12月05日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 電極の短絡発生時に、電極を分離し電流の発生を抑制できるセパレータとする。【解決手段】 電極10を袋状のセパレータ11に収納したのち、正、負交互に重ねて配置される。隣り合う2枚のセパレータがさらに熱溶着されて結合されている。セパレータ10は10μm〜200μmほど厚さのシート状の材料で、電解質またはそれの蒸発分子14がこれを通して自由に行き来できるよう多孔性、通液性の材料が使われる。初期充電時に発生する微量のガスがセパレータ11の通気孔を通ってセパレータ外に散逸される。電極間に短絡が発生するときは、電極からガスが大量に発生する。このガスは直ぐにはセパレータ11を通過して散逸することができず、セパレータ内の圧力が上昇し、電極10はその圧力によって引き離される。この結果、短絡電流が絞られることになる。
請求項(抜粋):
電極間に介在するセパレータであって、該セパレータは、その周辺部において互いに結合しており、短絡などによるガス急発生時に、ガスを電極間にとじ込めるとともに、ガス圧によって電極を引き離すことを特徴とするセパレータ。

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