特許
J-GLOBAL ID:200903037849893889

位相同期回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-331067
公開番号(公開出願番号):特開平7-193494
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 位相同期回路において、周波数引き込み動作と位相引き込み動作との幅広い可変制御が可能な構成とすることで、位相同期動作を高速にする。【構成】 VCO13(電圧制御発振器)と、基準信号とVCO13の出力との位相を比較して位相差信号を出力する位相比較器11と、ループフィルタ12と、サンプルホールド回路16(記憶手段)とを設ける。立上がりエッジ検出回路15(第1制御手段)により、位相差が検出された時点におけるループフィルタ12の出力をサンプルホールド回路16に記憶させる。サンプルホールド回路16とループフィルタ12の出力側との間にスイッチ18を介設し、位相差が検出されなくなると、NOR回路17(第2制御手段)により、スイッチ18を導通状態にする。長い位相差信号には周波数引き込み動作が優先され、短い位相差信号には位相差引き込み動作が優先され、位相同期動作が高速になる。
請求項(抜粋):
入力される制御電圧信号に応じた周波数の信号を出力する発振手段と、基準となる入力信号と上記発振手段からの出力信号とを受け、上記入力信号と上記発振手段の出力信号との位相差を比較して位相差信号を出力する位相比較手段と、上記位相比較手段からの位相差信号を受けて、上記発振手段にその発振周波数を制御するための制御電圧信号を出力するフィルタ手段とを備えた位相同期回路において、上記フィルタ手段から出力される発振周波数の制御のための制御電圧信号と位相比較手段の出力とが入力可能に構成された記憶手段と、上記位相比較手段の出力を受け、位相差信号が生じた時点における上記フィルタ手段の出力を上記記憶手段に記憶させるよう制御する第1制御手段と、上記記憶手段とフィルタ手段の出力側との間の接続を断接切換えるスイッチ手段と、上記位相比較手段の出力を受け、位相差信号が検出されない期間には上記スイッチ手段を導通状態にするよう制御する第2制御手段とを備えたことを特徴とする位相同期回路。
IPC (2件):
H03L 7/093 ,  H03L 7/113
FI (2件):
H03L 7/08 E ,  H03L 7/10 B

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