特許
J-GLOBAL ID:200903037852159282

AGC増幅回路及び光受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大日方 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051619
公開番号(公開出願番号):特開平9-246887
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 利得制御電圧VAGCの有効範囲を広くして従来の制限をなくし、それによって最大利得を得ることが可能であるとともに外部の利得制御回路の構成を簡素化することができるAGC増幅回路を提供する。【解決手段】 電流分配型のAGC増幅回路において、複数対の利得可変用GaAs MESFETJ3,J4及びJ8,J9を並列に接続して設け、それら利得可変用FETJ3,J4,J8,J9に各対毎に異なるゲート電圧が利得制御電圧VAGCに基づいて印加されるようにしたことにより、従来よりも広い利得制御電圧範囲で不所望な利得低下を防ぐようにした。並列に接続された利得可変用FETJ3,J8及びJ4,J9の各ゲート端子間にダイオードD1を接続し、そのダイオードに定電流源となるFETJ11を接続して一定の電流を流すことにより、利得可変用FETJ3,J4及びJ8,J9の各対毎に異なるゲート電圧が印加されるようにした。
請求項(抜粋):
定電流源と、外部から差動信号が入力される差動信号入力端子にゲート端子がそれぞれ接続されかつ負電源端子または接地点に接続された上記定電流源にソースが共通接続された一対の差動入力電界効果トランジスタと、該差動入力トランジスタの各ドレインにそれぞれソースが接続され、かつ利得制御電圧入力端子に外部から入力される利得制御用の電圧に基づいてゲート電圧が印加されるショットキ障壁ゲート形電界効果トランジスタからなる一対の利得可変用電界効果トランジスタと、利得制御用の基準電圧が印加された基準電源端子にゲート端子がそれぞれ接続され、かつ前記利得可変用トランジスタの各々とそれぞれ対をなして該利得可変用トランジスタに流れる電流を増減させ得る一対の基準電界効果トランジスタと、前記利得可変用トランジスタの各ドレインと接地点または正電源端子との間にそれぞれ接続された一対の抵抗性負荷とを備えたAGC増幅回路であって、前記一対の利得可変用トランジスタにそれぞれ並列に接続されかつ同一対の利得可変用トランジスタとは異なるゲート電圧が印加されるショットキ障壁ゲート形電界効果トランジスタからなる少なくとも一対の第2の利得可変用電界効果トランジスタが設けられていることを特徴とするAGC増幅回路。
IPC (8件):
H03F 3/45 ,  H03G 3/20 ,  H03G 3/30 ,  H04B 10/28 ,  H04B 10/26 ,  H04B 10/14 ,  H04B 10/04 ,  H04B 10/06
FI (4件):
H03F 3/45 Z ,  H03G 3/20 C ,  H03G 3/30 D ,  H04B 9/00 Y

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