特許
J-GLOBAL ID:200903037853284927

エコー消去を改善した信号増幅システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-526209
公開番号(公開出願番号):特表平10-508436
出願日: 1995年03月30日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】信号増幅システムでは、マイクロホン(2)を脱相関器(6)を介してエコーキャンセラ(16)に接続する。エコーキャンセラ(16)の出力信号は増幅器(14)により増幅されて、スピーカ(18)へと供給される。エコーキャンセラ(16)はスピーカ(18)から到来する信号が帰還路(11)を経て不所望に帰還されることにより生ずる不安定性をなくすために設けられる。エコーキャンセラ(16)の安定化効果を向上させるために、マイクロホンから到来する信号とスピーカ(18)によって伝送される信号との相関を解除するために脱相関器(6)を設ける。
請求項(抜粋):
ピック-アップ素子(2)と、再生素子(18)と、ピック-アップ素子(2)から到来する入力信号から再生素子(18)用の出力信号を取出すための信号処理システム(4)とを具え、該信号処理システム(4)が、前記出力信号を表わす信号から補償信号を取出すための適応フィルタ(12)、前記補償信号と前記入力信号を表わす信号とから差信号を求めるための減算手段(8)及び前記差信号から前記出力信号を取出すための手段(6)を含むエコーキャンセラ(16)を具えている信号増幅システムにおいて、当該信号増幅システム(4)が前記入力信号と前記出力信号との間の相関を低減させる脱相関手段(6)を具えていることを特徴とする信号増幅システム。

前のページに戻る