特許
J-GLOBAL ID:200903037855834428
フィードバック式加工条件補正装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-359342
公開番号(公開出願番号):特開平6-198543
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 加工機により順に加工された複数のワークの寸法が測定されたときに、今回までに取得された測定値Xの数が設定個数に足りる場合には、今回の真の寸法を推定するためにそれら測定値Xについて移動平均値Pを算出し、それに基づく誤差値R等に基づき、加工機により次に加工されるべきワークの加工条件を補正する装置において、今回までに取得された測定値Xの数が設定個数に足りない場合でも移動平均値Pの算出を可能にする。【構成】 今回までに取得された測定値Xの数が設定個数に足りない場合には、各回における測定値Xと移動平均値Pとはほぼ近似するとの事実に着目し、各回の移動平均値Pを各回の測定値Xでそのまま置換することによって取得し、これにより、測定値Xの数が少なくても、移動平均値Pの算出が可能となる。
請求項(抜粋):
(a) 複数のワークを順に加工する加工機を加工条件に従って制御する加工機制御手段と、(b) 加工された複数のワークの寸法を順に測定する測定機とに接続されて使用されるフィードバック式加工条件補正装置であって、前記測定機によりワークの寸法が測定されたときに、今回取得された測定寸法および前回までに取得された最新の少なくとも1個の測定寸法から成る設定個数の測定寸法に基づいて今回の真の寸法を推定し、その推定値とワークの寸法の目標値との差を今回の寸法誤差として取得するとともに、寸法誤差を取得したときに、今回取得された寸法誤差および前回までに取得された最新の少なくとも1個の寸法誤差から成る設定個数の寸法誤差に基づき、今回の寸法誤差の変化傾向を取得する寸法情報取得手段であって、各回の真の寸法を推定する際、今回までに取得された測定寸法の数が前記設定個数に足りない場合には、足りる場合とは異なる規則に従って今回の真の寸法を推定することと、各回の寸法誤差変化傾向を取得する際、今回までに取得された寸法誤差の数が前記設定個数に足りない場合には、足りる場合とは異なる規則に従って今回の寸法誤差変化傾向を取得することとの少なくとも一方を行うものと、前記加工機により次に加工されるべきワークの前記加工条件の補正値を、前記寸法情報取得手段により取得された今回の寸法誤差および今回の寸法誤差変化傾向に基づいて決定する加工条件補正手段とを含むことを特徴とするフィードバック式加工条件補正装置。
IPC (4件):
B23Q 15/04
, G05B 19/18
, G05D 3/12
, G06F 15/36
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開昭57-033947
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特開昭62-176734
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特開昭50-050574
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