特許
J-GLOBAL ID:200903037859129257

内燃機関の排気還流装置における診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-118679
公開番号(公開出願番号):特開平8-312467
出願日: 1995年05月17日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】排気還流装置における異常の有無を、運転性を悪化させることなく精度良く診断する。【構成】EGR制御弁を強制的に閉じたときの#1気筒における筒内圧と、EGR制御弁を強制的に開いたときの#1気筒における筒内圧との偏差に基づいて、実際に排気還流量が変化したか否かを診断する。ここで、前記EGR制御弁を強制的に閉じるときには、診断用に筒内圧が検出される#1気筒以外の#2〜#4気筒の点火時期を遅角補正し、逆に、前記EGR制御弁を強制的に開くときには#2〜#4気筒に与えた前記遅角補正量を零に戻すことで進角させ、排気還流量の変化による出力トルクの変動を前記点火時期補正によって相殺させる。
請求項(抜粋):
機関排気の一部を排気還流制御弁が介装された排気還流通路を介して機関の吸気系に還流させる内燃機関の排気還流装置における診断装置であって、機関の特定気筒の筒内圧を検出する筒内圧検出手段と、前記排気還流制御弁を所定の診断条件成立時に強制的に開閉制御する強制開閉手段と、該強制開閉手段による前記排気還流制御弁の開閉制御に伴って前記筒内圧検出手段で検出された前記特定気筒における筒内圧の変化に基づいて、排気還流装置における異常の有無を判別する診断手段と、前記強制開閉手段による前記排気還流制御弁の開閉制御時に、排気還流量の変化による機関出力トルクの変化を抑制する方向に、前記特定気筒以外の気筒の点火時期を補正する点火時期補正手段と、を含んで構成されることを特徴とする内燃機関の排気還流装置における診断装置。

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