特許
J-GLOBAL ID:200903037871930984

バルジ加工装置及びバルジ加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-178379
公開番号(公開出願番号):特開平11-019729
出願日: 1997年07月03日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 膨張空間内でのパイプ素材の座屈発生を、最適成形条件の設定に時間を要することなく防止する。【解決手段】 バルジ成形型3にセットされたパイプ素材1に対し、軸方向加圧プレス5により、高圧ホース39から高圧流体を内部に供給するとともに、軸押しピストン19により両側から軸方向に押し込み、膨張空間15内で膨張させて膨大部を形成する。パイプ素材1が膨張空間15内で膨張する際、座屈が発生すると予想される下成形型13の膨張空間15に望む部位に、座屈荷重に耐えつつ支持する座屈防止ブロック43,45,47を設ける。各座屈防止ブロック43,45,47は、それぞれ個別のシリンダ機構49を備え、各シリンダ機構49に個別に設けた荷重センサ63によって検知した荷重が、座屈荷重に近い極端に大きな値となったとき、そのブロックによる支持荷重をシリンダ機構49によって増加させる。
請求項(抜粋):
パイプ素材を収容し、その収容部内壁に、パイプ素材の径を拡大して成形するための膨張空間を備えたバルジ成形型と、このバルジ成形型に収容されたパイプ素材に対し、内部に高圧流体を供給するとともに、端部を軸方向から押圧する軸方向加圧プレスとを備え、この軸方向加圧プレスによる前記パイプ素材に対する高圧流体の供給及び軸方向の押圧により、パイプ素材を前記膨張空間内にて膨張させるバルジ加工装置において、前記パイプ素材が前記膨張空間内にて膨張する際に、前記パイプ素材の外周面の座屈が発生すると予想される部位を、前記膨張空間内に突出した状態で支持するとともに、前記膨張動作に伴って前記バルジ成形型内に入り込む座屈防止ブロックを、前記バルジ成形型に設けたことを特徴とするバルジ加工装置。
FI (2件):
B21D 26/02 C ,  B21D 26/02 F

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