特許
J-GLOBAL ID:200903037881066889

ジチオ酸塩を有効成分とする重金属固定剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大石 治仁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-077991
公開番号(公開出願番号):特開平11-279526
出願日: 1998年03月25日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】保存安定性に優れ、従来のジチオカルバミン酸塩を有効成分とする重金属固定剤に比してより低いpH条件下でも使用することのできる重金属固定剤を提供する。【解決手段】式〔I〕で表されるジチオ酸塩の1種又は2種以上を含有することを特徴とする重金属固定剤。【化1】(式中、Rは、C1 〜C20アルキル基、置換基を有していてもよいフェニル基、C7 〜C20アラルキル基又は置換基を有していてもよいナフチル基を表し、Mn+は、金属イオン又はRa Rb Rc Rd N+ で表されるアンモニウムイオンを表す。nは金属イオンの原子価を表し、Ra 、Rb 、Rc 及びRd は、水素原子、C1 〜C20アルキル基又は置換基を有していてもよいフェニル基を表す。また、Ra 、Rb 、Rc 及びRd の内、任意の二つが結合して、飽和若しくは不飽和の5〜7員環を形成していてもよい。但し、Ra ,Rb ,Rc ,Rd がすべて水素原子である場合を除く。)
請求項(抜粋):
式〔I〕【化1】(式中、Rは、直鎖若しくは分枝のC1 〜C20アルキル基、置換基を有していてもよいフェニル基、C7 〜C20アラルキル基、置換基を有していてもよいナフチル基またはフェロセニル基を表し、Mn+は、金属イオンまたはRa Rb Rc RdN+ で表されるアンモニウムイオンを表す。nは金属イオンの原子価を表し、Ra 、Rb 、Rc およびRd は、それぞれ独立して、水素原子、直鎖若しくは分枝のC1 〜C20アルキル基または置換基を有していてもよいフェニル基を表す。また、Ra 、Rb 、Rc およびRd の内、任意の二つが結合して、飽和若しくは不飽和の5〜7員環を形成していてもよい。但し、Ra 、Rb 、Rc およびRd がすべて水素原子である場合を除く。)で表される化合物の1種または2種以上を含有することを特徴とする重金属固定剤。
IPC (4件):
C09K 3/00 108 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C07C327/18
FI (4件):
C09K 3/00 108 B ,  C07C327/18 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 304 G
引用特許:
審査官引用 (3件)

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