特許
J-GLOBAL ID:200903037882606739

実耳指向特性制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮井 暎夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-114651
公開番号(公開出願番号):特開平5-316588
出願日: 1992年05月07日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】 数々の音源が存在するような場合、あるいは間接音が多いような場合に、目的の音を選択して聴取したり、騒音を除去することにより音楽等を自然な状態で楽しむ。【構成】 耳を覆うように装着されるエンクロージャ3の外部に実耳伝達関数補正用のマイクロホン1を設け、エンクロージャ3の内部にスピーカ4を設け、エンクロージャ3の内部のスピーカ4の近傍にマイクロホン2を設ける。外部音響信号を収音するマイクロホン1の出力信号をスピーカ増幅回路7で処理し、マイクロホン1の指向特性をスピーカ4にて音響信号として再生する。また、スピーカ4の近傍にマイクロホン2を設けてスピーカ4の振動系の運動を検出しスピーカ増幅回路7へ帰還して指向特性の変化を正確に再現させるスピーカ動帰還回路を構成する。そして、耳における実耳伝達関数による指向特性を補正し、聴覚の方向性を電気的に制御する。
請求項(抜粋):
耳を覆うように装着されるエンクロージャと、このエンクロージャの外部に設けられて外部音響信号を収音する実耳伝達関数補正用の第1のマイクロホンと、前記第1のマイクロホンの出力信号を処理する増幅回路と、前記エンクロージャの内部に設けられて前記増幅回路の出力信号を電気-音響変換することにより前記第1のマイクロホンの指向特性を音響信号として再生するスピーカと、前記エンクロージャの内部の前記スピーカ近傍に設けられて前記スピーカの振動系の運動を検出し前記増幅回路へ帰還して指向特性の変化を正確に再現させるスピーカ動帰還回路を構成する第2のマイクロホンとを備え、耳における実耳伝達関数による指向特性を補正し、聴覚の方向性を電気的に制御するようにしたことを特徴とする実耳指向特性制御装置。
IPC (4件):
H04R 5/027 ,  G10K 11/16 ,  H04R 3/00 320 ,  H04R 25/00

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