特許
J-GLOBAL ID:200903037892773145

罫線コマンドの変換方法及び同方法を用いるプリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 光正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-110998
公開番号(公開出願番号):特開平6-297804
出願日: 1993年04月14日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ホストコマンドの体系が異なっても、エミュレーションが可能なプリンタの罫線コマンドを変換する。【構成】 ホストコンピュータからプリンタに入力するデータのホストコマンドが第1のコマンド体系である場合、罫線タイプの別を判断してそれぞれ罫線フラグ及び所定ビット値に対応して罫線コマンド変換処理を行い、ホストコマンドが第2のコマンド体系である場合は、入力データが印字データでないときには、横罫線開始データでないかどうか、更に横罫線終了データでないかどうか、加えて縦罫線挿入データでないかどうかに従って必要な罫線コマンド変換処理を行う。
請求項(抜粋):
ホストコンピュータからプリンタに入力するデータに基づいてそのプリンタで罫線印字が可能な罫線コマンドに変換する方法において、入力データの所定部分からそのデータに含まれるコマンド体系を判別し、そのコマンド体系が、(1)第一のコマンド体系である場合は、入力データの所定部分から罫線データ量を取込んで、罫線カウンタに設定するとともに、入力データの中のパラメータから罫線タイプを判定し、その罫線タイプが、?@第一の罫線タイプである場合は、パラメータの後に入力する罫線データをメモリに取込んで、その罫線データの下位所定ビット及び上位所定ビットの状態を検査し、下位所定ビットの状態の判定結果が0でない場合は縦罫線挿入コマンドを出力し、判定結果が0である場合は前記罫線コマンドを出力せずに、上位所定ビットの状態を判定し、その判定結果が0でなく、かつ、罫線フラグが“0”の場合は横罫線開始コマンドを出力した後、前記罫線フラグを“1”とし、1文字分位置移動をするためのスペースコードを出力し、罫線データの上位所定ビットの判定結果が0である場合に横罫線フラグが“1”ならば横罫線終了コマンドを出力した後、横罫線フラグを“0”にセットし、引続き前記スペースコードを出力し、罫線データの上位所定ビットの判定結果が0で、横罫線フラグが“1”でない場合及び罫線データの上位所定ビットの判定結果が0でなく、横罫線フラグが1である場合は直ちに前記スペースコードを出力し、その後に前記罫線カウンタから1を減じて、そのときの罫線カウンタの値を調べ、0でない場合は罫線データのメモリに取込み動作に戻り、0である場合は横罫線フラグが“1”か否かを調べ、“1”である場合は横罫線終了コマンドを出力した後、CRコードを出力し、“1”でない場合は直ちにCRコードを出力して、罫線コマンド変換処理を終了して、その変換された罫線コマンドを罫線描画機構に出力し、?A第二の罫線タイプである場合は、横罫線フラグを初期化した後、メモリの罫線データをバッファに転送して、横罫線上左処理、横罫線上右処理、縦罫線中央処理、縦罫線左処理、縦罫線右処理等を所定の順序で行い、スペースコードを出力した後、罫線カウンタから1を減じて、そのときのカウンタの値を調べ、0でない場合は次の罫線データのバッファへの転送を行って、以下前述と同様の処理を行い、0である場合は横罫線フラグが“1”か否かを調べ、“1”である場合は横罫線終了コマンドを出力した後、CRコマンドを出力し、“1”でない場合は直ちにCRコマンドを出力して、次にすでに格納していた罫線データのバッファからの取込み動作を行い、そのときに罫線データがある場合は横罫線下左処理及び横罫線下右処理を行った後前記スペースコードを出力し、再度、次の罫線データのバッファからの取込みを行い、そのときに罫線データがない場合は横罫線フラグが“1”か否かを調べ、“1”である場合は横罫線終了コマンドを出力した後CRコードを出力し、“1”でない場合は直ちにCRコードを出力して、罫線コマンド変換処理を終了して、その変換された罫線コマンドを罫線描画機構に出力し、(2)第二のコマンド体系である場合は、入力データを取込み、そのデータが印字データか否かを調べ、印字データである場合はその印字データを印字部に出力し、入力データが印字データでない場合はその入力データが横罫線開始データか否かを調べ、横罫線開始データである場合は横罫線開始コマンドを出力するとともに横罫線フラグを“1”にセットした後、次の入力データの取込みを行い、先の入力データが横罫線開始データでない場合は横罫線終了データか否かを調べ、横罫線終了データである場合は横罫線終了コマンドを出力した後、横罫線フラグを“0”にセットして、次のデータの取込みを行い、入力データが横罫線終了データでもない場合は、入力データが縦罫線挿入データか否かを調べ、縦罫線挿入データである場合は縦罫線挿入コマンドを出力して次のデータ取込みを行い、入力データが縦罫線挿入データでもない場合はCRコマンド又はLFコマンドなど入力データの種類に対応したコマンドを出力すること、を特徴とする罫線コマンド変換方法。
IPC (3件):
B41J 21/00 ,  G06F 3/12 ,  G06F 15/20 566

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