特許
J-GLOBAL ID:200903037894345400

同期信号再生中継方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-254569
公開番号(公開出願番号):特開平6-164563
出願日: 1992年09月24日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】交換機間で通話路を用いて同期信号を中継伝送する方式において、交換機間での同期信号に系識別を行って冗長構成した場合の冗長構成制御方法を簡略化する。【構成】自交換機内に0系同期トランク1および1系同期トランク2を対にして1組、さらに0系中継トランク3および1系中継トランク4を対にして1組以上具備している。各トランクは自身で同期信号を独立に作成しており、複数入力された同期信号を各々監視して所定の優先順位に従って1つの入力を選択し、選択後の入力信号の位相に応じて自身で作成出力する同期信号の位相に補正をかける。0系同期トランク1と1系同期トランク2は、マスター・スレーブ設定信号dにより同期上の主従関係が排他的に設定する。同期信号a1,a2,c1,c2が上位交換機および下位交換機に対して送受信される。
請求項(抜粋):
デジタル交換機が扱う通話路を利用して、周期的に情報が変化するフィールドと系識別を示すフィールドを内包したデジタル信号としての同期信号を中継伝送する同期信号再生中継方式において、複数の同期信号用入力端子を有し、各入力同期信号の正常性を周期情報と系識別情報から常時判断してそのうちの1つの入力同期信号を所定の優先順位に従って選択して、自装置が独立して出力している周期信号の周期情報に対して選択入力した同期信号と所定の位相差を持つように位相補正し、かつ自装置の系識別情報を付与した信号を改めて自装置の同期信号として出力し、入力同期信号が全て異常と判断した場合は該位相補正処理を停止することによって異常発生前の位相を保持させて自装置の同期信号の出力を継続させる再生中継処理を行う同期信号選択再生中継処理手段と、前記再生出力同期信号を自装置の出力端子へ出力するか否かを制御するスイッチ手段と、同一交換機内に搭載された自装置と同じ機能を持つ別のもう1つの装置との間で制御信号を交信させた場合に、2つの装置間で同期上のマスター・スレーブの関係を排他的に設定するマスター・スレーブ設定手段と、最上位交換機として動作するか否かを設定する手段と、最上位交換機として動作する場合において、前記設定手段によってマスターに設定された場合は前記の複数の入力同期信号を全て選択しないようにさせ、スレーブに設定された場合は前記複数入力同期信号のうち特定の1つの入力同期信号を除いて残りの入力同期信号を全て選択しないように設定する手段と、自装置の同期信号出力の正常性を自己監視して自装置が実装されない場合も含めて装置アラームとして外部に障害の有無を通知し、自装置に該装置アラームが発生した場合は前記マスター・スレーブの関係を前記別装置に対して自装置を必ずスレーブとして通知する通知手段とを有する同期信号再生中継装置を備えたことを特徴とする同期信号再生中継方式。
IPC (7件):
H04L 7/00 ,  H04J 3/08 ,  H04L 1/22 ,  H04L 12/24 ,  H04L 12/26 ,  H04Q 11/04 ,  H04Q 11/04 304
FI (2件):
H04L 11/08 ,  H04Q 11/04 M

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