特許
J-GLOBAL ID:200903037902723435

3,4-ジヒドロキシブタン酸およびその塩並びにそれから誘導されたラクトン類の改良された製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-578387
公開番号(公開出願番号):特表2003-531185
出願日: 2001年03月05日
公開日(公表日): 2003年10月21日
要約:
【要約】D-またはL-ヘキソース源から3,4-ジヒドロキシブタン酸(1)およびその塩の改良された製造方法が記載される。その方法は、任意の時間において反応混合物中の塩基および酸化剤を低い濃度に維持すること及び約25°C〜80°Cの温度に維持することにより、D-またはL-ヘキソース源を(1)に変換するためにアルカリ金属水酸化物またはアルカリ土類金属水酸化物および過酸化物酸化剤を使用する。反応混合物の酸性化の際に、3-ヒドロキシラクトンが生成される。化合物(1)は天然に存在する脂肪酸への化学的中間体として有用であり、3,4-ジヒドロキシブタン酸-ガンマ-ラクトン(2)およびフラノン(3)、特にこれらの化合物の立体異性体を製造するために用いられる。
請求項(抜粋):
(a)約60°C未満の温度で或る時間経過にわたって、下記塩基の水溶液に下記酸を加えることにより、反応混合物中で、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物およびそれらの混合物からなる群から選ばれた塩基の水溶液中の3,4-ジヒドロキシ酪酸(HBA)またはその塩を、塩基に基づいて約0.9〜3当量の量の強酸と反応させ; (b)極性有機溶媒と、該塩基に基づいて約0.9〜3当量の量のアミン、アンモニウム塩およびそれらの混合物からなる群から選ばれたアミン含有化合物を該反応混合物に混入して、極性有機溶媒中にHBAのアンモニウム塩を生成し;そして (c)反応混合物からHBAのアンモニウム塩を含有する極性有機溶媒を分離し;そして (d)HBAの極性溶媒中のHBAのアンモニウム塩を加熱してラクトンを形成する;ことからなるラクトンの製造方法。
IPC (7件):
C07D307/33 ,  C07C 51/09 ,  C07C 51/285 ,  C07C 59/06 ,  C07C 59/10 ,  C07D307/36 ,  C07M 7:00
FI (7件):
C07C 51/09 ,  C07C 51/285 ,  C07C 59/06 ,  C07C 59/10 ,  C07D307/36 ,  C07M 7:00 ,  C07D307/32 Q
Fターム (13件):
4C037FA10 ,  4H006AA02 ,  4H006AC47 ,  4H006AD11 ,  4H006BC10 ,  4H006BC19 ,  4H006BC30 ,  4H006BC31 ,  4H006BE10 ,  4H006BE11 ,  4H006BE32 ,  4H006BN10 ,  4H006BS10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-338359
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-338359

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