特許
J-GLOBAL ID:200903037916295410

超音波モータ駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-028273
公開番号(公開出願番号):特開平6-245554
出願日: 1993年02月17日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】低コスト・低消費電力を実現し、超音波モータを安定した周波数領域に保ちつつ周波数による速度制御の可能な超音波モータ駆動回路を提供することを目的とする。【構成】超音波モータ7の駆動状態を検出するモニタ手段と、超音波モータ7の駆動速度検出手段12と、上記モニタ手段の出力に基づいて超音波モータ7に印加する交流信号の周波数を該モータ7の概共振周波数に追従制御する第1周波数制御手段4と、超音波モータ7の所定下限周波数を記憶するメモリ6と、駆動速度検出手段12の出力に基づいてメモリ6に記憶された超音波モータ7の下限周波数より高い周波数範囲にて、上記交流信号の周波数を制御する第2周波数制御手段5と、超音波モータ7の駆動量検出手段13と、駆動量検出手段13からの出力が所定値に達した際、第1周波数制御手段4の動作を禁止すると共に上記交流信号の周波数をメモリ6に記憶せしめ、第2周波数制御手段5の動作を許可する周波数制御切換手段3とを具備する。
請求項(抜粋):
直流電源を用い、誘導性素子をスイッチングして発生した交流信号を電気-機械エネルギー変換素子に印加することにより、該電気-機械エネルギー変換素子が配置された超音波モータを駆動する、超音波モータ駆動回路において、上記超音波モータの駆動状態を検出するモニタ手段と、上記超音波モータの駆動速度を検出する駆動速度検出手段と、上記モニタ手段の出力に基づいて、上記交流信号の周波数を上記超音波モータの概共振周波数に追従制御する第1周波数制御手段と、上記超音波モータにおける所定の下限周波数を記憶する下限周波数記憶手段と、上記駆動速度検出手段の出力に基づいて、上記下限周波数記憶手段に記憶された上記超音波モータの下限周波数より高い周波数範囲にて、上記交流信号の周波数を制御する第2周波数制御手段と、上記超音波モータの駆動量を検出する駆動量検出手段と、この駆動量検出手段からの出力が所定の値に達した際、上記第1周波数制御手段の動作を禁止すると共に上記交流信号の周波数を上記下限周波数記憶手段に記憶せしめ、さらに、上記第2周波数制御手段の動作を許可する周波数制御切換手段と、を具備したことを特徴とする超音波モータ駆動回路。

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