特許
J-GLOBAL ID:200903037920734754

アンテナ測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-174407
公開番号(公開出願番号):特開平8-043468
出願日: 1994年07月26日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 被測定アンテナのリアクティブ近傍界領域の電界を正確に測定できるようにすること。【構成】 パルスレーザ1、偏光ビームスプリッタ3、波長板4を有し、被測定アンテナ10に近接させる電界プローブ6に電気光学結晶8を用い、電気光学サンプリングにより被測定アンテナ10のアクティブ近傍界領域の電界を測定する。この電気光学結晶8は被測定アンテナ表面の電界への影響を最小限にするため微小な大きさのものを使用し、測定装置でプローブ以外の物は、なるべく電界に擾乱を当てないような材質、大きさおよび形状の物を使用する。また、被測定アンテナに近接させる電界プローブ等には、被測定アンテナから放射される電界を反射しないようにするために、その周囲を電波吸収材20で覆う等の加工を施す。【効果】 電界プローブを近接させたときの被測定アンテナから放射される電界に対する擾乱を抑制することが可能となる。
請求項(抜粋):
アンテナのリアクティブ近傍界領域の電界を測定するアンテナ測定装置において、パルスレーザと、該パルスレーザから出射された光パルスを透過する偏光ビームスプリッタと、該偏光ビームスプリッタに接続される波長板と、該波長板を透過してきた光を集光するレンズと、被測定アンテナの近傍に配置され、かつ前記レンズに接続されて、該被測定アンテナから放射される電界を電気光学結晶の電気光学効果(ポッケルス効果)を利用して検出する電界プローブと、前記偏光ビームスプリッタに接続され、かつ前記電界プローブにより反射された反射光が該偏光ビームスプリッタにおいて前記パルスレーザから入射される光と分離され、該反射光の偏光状態の変化が該分離の際に光の強度変化に変換された光を検出して電気信号に変換する光電変換器と、該光電変換器の出力に接続され、該出力から前記被測定アンテナから放射される電界の電界強度および位相を検出するロックインアンプとを具備することを特徴とするアンテナ測定装置。
IPC (4件):
G01R 29/10 ,  G01R 15/24 ,  G01S 17/06 ,  H01Q 13/08

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