特許
J-GLOBAL ID:200903037925872160

放電型サージ吸収素子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-301871
公開番号(公開出願番号):特開平6-132065
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 過電流が連続して流れた場合に、素子自身が確実にオープンモードで故障し、もってUL-1459のM-3Bに対応可能な放電型サージ吸収素子を実現する。【構成】 放電電極の下端部12a,12aにリード線16,16を接続し、放電電極12,12間に放電間隙13を形成し、放電ガスと共に外囲器14内に封入し、リード線16,16の中途部が外囲器の下端部18に固定されると共に、その一部がこれを貫通して外部に導出される放電型サージ吸収素子10において、外囲器の下端部内面18aと放電電極の下端部12a,12a間に挟まれたリード線16,16の長さLを、リード線16,16間での放電発生を回避するに十分短く、かつ、放電間隙13における放電の持続によって溶融しリード線16,16側に下垂する溶融ニッケル20,20と、外囲器の下端部内面18aとが、非接触状態を維持するに十分長くなるよう設定した。
請求項(抜粋):
棒状に形成した一対の放電電極の端部にそれぞれリード線を接続し、各放電電極を所定の放電間隙を隔てて相対向させ、これらをガラス製の外囲器内に放電ガスと共に封入し、上記リード線の中途部が該外囲器の端部において固定されると共に、該リード線の一部が該外囲器の端部を貫通して外部に導出されるよう構成した放電型サージ吸収素子において、上記外囲器の端部内面と上記放電電極の端部との間に挟まれたリード線の長さを、該リード線間での放電発生を回避するに十分短く、かつ、上記放電間隙における放電の持続によって溶融しリード線側に下垂する放電電極の構成物質と、上記外囲器の端部内面とが、非接触状態を維持するに十分長くなるよう設定したことを特徴とする放電型サージ吸収素子。
IPC (2件):
H01T 4/12 ,  H01T 1/14

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