特許
J-GLOBAL ID:200903037927683900

ポリカルボジイミド及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-086467
公開番号(公開出願番号):特開平6-298890
出願日: 1993年04月13日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】カルボジイミド結合を有する熱硬化性樹脂としての欠点を改良した、即ち、優れた耐熱性を有し、粉体として容易に単離でき、溶融時の流動性、熱安定性が良好なポリカルボジイミド樹脂およびその製造方法を提供する。【構成】式Iの繰返し単位からなり、両末端に式II-N=C=N-R1 (II)(R1はフェニル、低級アルキルフェニル、ハロ置換低級アルキルフェニル、ハロフェニル、ナフチル、シクロヘキシル、低級アルキル、及び低級アルコキシフェニルから成る群から選ばれる)で表わされる基を有する重量平均分子量が2万以下であり、リン含有量が100ppm未満であることを特徴とする成形用ポリカルボジイミド組成物;及びジフェニルメタン-4,4′-ジイソシアネート100モル部と式IIIR1-N=C=O (III)(R1はフェニル、低級アルキルフェニル、ハロ置換低級アルキルフェニル、ハロフェニル、ナフチル、シクロヘキシル、低級アルキル、及び低級アルコキシフェニルから成る群から選ばれる)で表わされる有機モノイソシアネート5〜25モル部をカルボジイミド化リン触媒の存在下、芳香族炭化水素溶媒中で加熱重合後、冷却して重合物を析出せしめ、この重合物を低沸点有機溶媒でスラリー後、低温で乾燥し、リン含有量を100ppm未満とする上記ポリカルボジイミド組成物の製法。
請求項(抜粋):
次式(I)【化1】の繰返し単位からなり、両末端に次式(II)【化2】で表わされる基を有する重量平均分子量が2万以下であり、リン含有量が100ppm未満であることを特徴とする成形用ポリカルボジイミド組成物。
IPC (2件):
C08G 18/02 NDL ,  C08G 18/76 NFH

前のページに戻る