特許
J-GLOBAL ID:200903037929789390
補償光学装置付き眼底カメラ
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-316745
公開番号(公開出願番号):特開2003-116792
出願日: 2001年10月15日
公開日(公表日): 2003年04月22日
要約:
【要約】【課題】 眼底カメラの分解能を損なう原因となる角膜及び水晶体の収差による撮像光の波面歪みを高分解能かつ実時間で、効果的に補正する。【解決手段】 眼底カメラ光学系、及び光書き込み型空間位相変調素子と光波干渉計で構成される補償光学装置とを有し、人の眼の角膜及び水晶体に存在する複雑な収差に起因する網膜から反射された撮像光の波面歪みに対して逆方向の波面歪みを生み出す位相分布を上記補償光学装置によって上記光書き込み型空間位相変調素子の位相変調面に形成し、上記撮像光を上記位相変調面で反射させることより、上記撮像光の波面歪みを相殺して波面歪みの補償を行い分解能を向上させる。
請求項(抜粋):
眼底カメラ光学系、及び光書き込み型空間位相変調素子と光波干渉計で構成される補償光学装置とを有し、人の眼の角膜及び水晶体に存在する複雑な収差に起因する網膜から反射された撮像光の波面歪みに対して逆方向の波面歪みを生み出す位相分布を上記補償光学装置によって上記光書き込み型空間位相変調素子の位相変調面に形成し、上記撮像光を上記位相変調面で反射させることにより、上記撮像光の波面歪みを相殺して波面歪みの補償を行い分解能を向上させる補償光学装置付き眼底カメラであって、上記眼底カメラ光学系は、照明光を眼球内に照射し、網膜からの反射光を眼の瞳孔と共役な位置にある上記光書き込み型空間位相変調素子の位相変調面で反射させ、それを眼底観察用カメラに結像させる光学系を有し、さらに、上記眼底カメラ光学系は、補償光学装置駆動用レーザー光を眼球内に照射し、網膜上の1点に収束させ、その反射光を上記位相変調面で反射させ、それを補償光学装置に導入する光学系とを有し、上記補償光学装置は、上記位相変調面で反射した上記補償光学装置駆動用レーザー光を上記光波干渉計に導入することにより角膜及び水晶体に存在する収差を反映した干渉縞を得て、上記光書き込み型空間位相変調素子の書き込み面にこれを照射することにより角膜及び水晶体に存在する収差を打ち消すような位相分布を上記位相変調面に形成することを特徴とする補償光学装置付き眼底カメラ。
IPC (4件):
A61B 3/14
, A61B 3/10
, G02F 1/13 505
, G02F 1/135
FI (4件):
A61B 3/14 A
, G02F 1/13 505
, G02F 1/135
, A61B 3/10 R
Fターム (13件):
2H088EA25
, 2H088HA16
, 2H088HA18
, 2H088HA20
, 2H088HA21
, 2H088HA24
, 2H088HA28
, 2H088MA20
, 2H092LA03
, 2H092LA12
, 2H092LA16
, 2H092NA25
, 2H092RA10
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