特許
J-GLOBAL ID:200903037932469460

コネクティングロッドの潤滑機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-045243
公開番号(公開出願番号):特開平6-257614
出願日: 1993年03月05日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 本発明はピストンの往復動による荷重に対する強度を高めるよう構成したコネクティングロッドの潤滑機構を提供することを目的とする。【構成】 ピストンピン4が嵌合するピストンピン挿入用孔6の内周面中央部には、周方向に延在する第1の油溝10が潤滑油供給孔7の他端に連通するように設けられている。ピストンピン挿入用孔6の内壁には、コネクティングロッド2の中心線より角度θずれた位置にピストンピン4が挿入されるX方向に延在する第2の油溝11,12が形成されている。この第2の油溝11,12は孔6の周方向に形成された第1の油溝10と交差している。第2の油溝11,12はコネクティングロッド2の小端部3の頂部又は底部より外れた位置にあるため、ピストン1の往復動に伴なう荷重が油溝11,12に集中しにくい。
請求項(抜粋):
コネクティングロッドの大端部と小端部とを連通する潤滑油供給孔と、ピストンピンが嵌合する該小端部のピストンピン挿入孔に設けられ該潤滑油供給孔からの潤滑油を該ピストンピン挿入孔の内周面に供給する油溝とを有するコネクティングロッドの潤滑機構において、前記油溝を前記ピストンピン挿入孔の頂部及び底部を除く内周面に前記ピストンピンの挿入方向に延在するよう形成してなることを特徴とするコネクティングロッドの潤滑機構。
IPC (3件):
F16C 9/04 ,  F16J 1/08 ,  F16J 1/16

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