特許
J-GLOBAL ID:200903037934679675

ろう付によって製造される高強度自動車熱交換器用部材に用いられる、成形性と耐エロージョン性に優れた自動車熱交換器用高強度アルミニウム合金材、及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  渡邊 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-291945
公開番号(公開出願番号):特開2008-308760
出願日: 2007年11月09日
公開日(公表日): 2008年12月25日
要約:
【課題】成形性と耐エロージョン性に優れた自動車熱交換器用高強度アルミニウム合金材、及びその製造方法を提供する。【解決手段】質量%で、Si:0.3%以上1.2%以下、Fe:0.7%以上2.0%以下、Mn:0.2%以上0.8%以下、Zn:0.1%以上1.0%以下を含有し、ろう付前のアルミニウム合金材特性が、組織に占める繊維状組織の割合が90%以上もしくは10%以下とされ、電気伝導度が43〜53%であり、アルミニウム合金材表面における円相当径0.1〜5μmの分散粒子が3×102〜5×104個/mm2の範囲であるとともに、ろう付後の合金材特性が、組織が再結晶状態とされ、電気伝導度が45〜55%であり、アルミニウム合金材表面における円相当径0.1〜5μmの分散粒子が3×103〜5×105個/mm2の範囲とされている。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、 Si:0.3%以上1.2%以下、 Fe:0.7%以上2.0%以下、 Mn:0.2%以上0.8%以下、 Zn:0.1%以上1.0%以下 を含有し、残部Alと不可避不純物からなる自動車熱交換器用高強度アルミニウム合金材であって、 ろう付前のアルミニウム合金材特性が、組織に占める繊維状組織の割合が90%以上もしくは10%以下とされ、電気伝導度が43〜53%(IACS)の範囲であり、アルミニウム合金材表面における円相当径0.1〜5μmの分散粒子が3×102〜5×104個/mm2の範囲であるとともに、 ろう付後のアルミニウム合金材特性が、組織が再結晶状態とされ、電気伝導度が45〜55%(IACS)の範囲であり、アルミニウム合金材表面における円相当径0.1〜5μmの分散粒子が3×103〜5×105個/mm2の範囲であることを特徴とする、ろう付によって製造される高強度自動車熱交換器用部材に用いられる、成形性と耐エロージョン性に優れた自動車熱交換器用高強度アルミニウム合金材。
IPC (5件):
C22C 21/00 ,  C22F 1/04 ,  B21B 3/00 ,  B22D 11/12 ,  B22D 11/00
FI (5件):
C22C21/00 J ,  C22F1/04 A ,  B21B3/00 J ,  B22D11/12 A ,  B22D11/00 E
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (6件)
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