特許
J-GLOBAL ID:200903037941304962

ステンレス塗装物品およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-342902
公開番号(公開出願番号):特開平6-182295
出願日: 1992年12月22日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 耐腐食性、塗膜密着性および耐候性等に優れたステンレス塗装物品およびその製造方法を提供すること。【構成】 ステンレス基材の表面に、シリコーン変性エポキシ樹脂、メラミン樹脂、無機系着色顔料、体質顔料および有機溶剤が所定量配合されてなるプライマー組成物を用いたプライマー層が形成され、このプライマー層上に、一般式(R1)m Si(OR2)4-m で表されるケイ素化合物および/またはその部分加水分解物を主成分とするコーティング剤、または、一般式(R3)n SiX4-n で表される加水分解性オルガノシランを有機溶媒および/または水に分散されたコロイド状シリカ中で部分加水分解してなるオルガノシランのシリカ分散オリゴマー溶液と、平均組成式(R4)Si(OH) d O(4-c-d)/2 で表されるポリオルガノシロキサンと、硬化触媒とを必須成分とするコーティング剤を用いたケイ素アルコキシド系コーティング層が形成されている。
請求項(抜粋):
ステンレス基材の表面にプライマー層を介してケイ素アルコキシド系コーティング層を有するステンレス塗装物品であって、前記プライマー層が、 ?@シリコーン変性エポキシ樹脂 40〜60重量部 ?Aメラミン樹脂 3〜5重量部 ?B無機系着色顔料および体質顔料 11〜23重量部 ?C上記?@、?Aを溶解し得る1種または2種以上の有機溶剤 12〜44重量部(ただし、上記?Bの顔料の合計含有量(PWC)は、プライマー組成物の全固形分量に対して35〜45重量%である。)の各成分が配合されてなるプライマー組成物の硬化体からなるものであり、前記ケイ素アルコキシド系コーティング層が、下記(A)または(B)のケイ素アルコキシド系コーティング剤の硬化体からなるものであることを特徴とするステンレス塗装物品。 (A) 一般式: (R<SP>1</SP>)<SB>m </SB>Si(OR<SP>2</SP>)<SB>4-m </SB> ...(I)(式中、R<SP>1 </SP>は各々メチル基、エチル基またはフェニル基を表し、R<SP>2 </SP>は各々炭素数1〜4のアルキル基を表し、mは0、1または2である。)で表されるケイ素化合物および/またはその部分加水分解物を主成分とするケイ素アルコキシド系コーティング剤。 (B)(a)一般式: (R<SP>3</SP>)<SB>n </SB>SiX<SB>4-n </SB> ...(II)(式中、R<SP>3</SP> は各々置換もしくは非置換の炭素数1〜8の1価の炭化水素基を表し、Xは加水分解性基を表し、nは0〜3の整数である。)で表される加水分解性オルガノシランを有機溶媒および/または水に分散されたコロイド状シリカ中で部分加水分解してなる、オルガノシランのシリカ分散オリゴマー溶液と、 (b)平均組成式: (R<SP>4</SP>)Si(OH) <SB>d </SB>O<SB>(4-c-d)/2 </SB> ...(III)(式中、R<SP>4</SP> は各々置換もしくは非置換の炭素数1〜8の1価の炭化水素基を表し、cは0.2≦c≦2、dは0.0001≦d≦3であり、c+d<4である。)で表される、分子中にシラノール基を有するポリオルガノシロキサンと、(c)硬化触媒とを必須成分とするケイ素アルコキシド系コーティング剤。
IPC (5件):
B05D 7/14 ,  B05D 7/24 302 ,  B05D 7/24 ,  C09D 5/00 PPF ,  C09D183/04 PMS

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