特許
J-GLOBAL ID:200903037941894638

酢酸の精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-200064
公開番号(公開出願番号):特開平9-048744
出願日: 1995年08月04日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 酢酸と水との混合物から効率よく精製酢酸を回収する酢酸の精製方法を得る。【解決手段】 酢酸と水との混合物1を第一蒸留塔2で第一共沸剤の存在下に共沸蒸留し、塔底から濃縮された含水酢酸を第一塔底液14として抜き出し、この第一塔底液14を第二蒸留塔15で、水との共沸混合物が第一共沸剤のそれより低い最低共沸温度を有する第二共沸剤の存在下に蒸留し、塔底から脱水された精製酢酸27を回収する。
請求項(抜粋):
酢酸と水との混合物からなる原料液を第一の蒸留塔に導入し、水と最低共沸混合物を形成し得る第一の共沸剤の存在下に共沸蒸留し、塔頂から溜出する塔頂ガスを冷却して凝縮させ、得られた塔頂凝縮液を水に富む豊水相と共沸剤に富む貧水相とに液液分離し、この豊水相の少なくとも一部を系外に排出し、貧水相の少なくとも一部を第一蒸留塔に還流し、第一蒸留塔の塔底から濃縮された含水酢酸を第一塔底液として抜き出し、次いでこの第一塔底液を第二の蒸留塔に導入し、水と最低共沸混合物を形成し得てその共沸混合物が前記の第一共沸剤と水との最低共沸混合物より低い最低共沸温度を有する第二の共沸剤の存在下に共沸蒸留し、塔頂から溜出する塔頂ガスを冷却して凝縮させ、得られた塔頂凝縮液を水に富む豊水相と共沸剤に富む貧水相とに液液分離し、この豊水相の少なくとも一部を系外に排出し、貧水相の少なくとも一部を第二蒸留塔に還流し、第二蒸留塔の塔底から脱水された精製酢酸を回収する酢酸の精製方法。
IPC (2件):
C07C 53/08 ,  C07C 51/46
FI (2件):
C07C 53/08 ,  C07C 51/46

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