特許
J-GLOBAL ID:200903037944645019

粒子加速器とその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-102622
公開番号(公開出願番号):特開平8-298200
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 繰り返し運転を行なう粒子加速器で、使用用途や使用ユーザの変化に伴う初期化運転を不要にしビームの利用効率即ちビームの稼働率を向上させる。【構成】 加速器システムは、前段加速器100、入射用ビーム輸送系200、シンクロトロン300、出射用ビーム輸送系400、照射室500で構成される。シンクロトロンを構成する電磁石群(偏向磁石301,4極磁石302等)は、入射、加速、出射に続き、残留磁化を一定にするために所要励磁量まで再励磁した後に減磁する。同様に、出射ビーム輸送系の電磁石も再励磁、減磁、出射待機を設定値運転のみで行なう。以上の動作を、繰り返し運転毎に行う。これにより、ビームの出射エネルギーに因らず電磁石の残留磁化を一定にすることができ、運転サイクル毎に出射ビームのエネルギーを変化させることができ、出射後のビームの利用効率即ちビームの稼働率を向上させることができる。
請求項(抜粋):
荷電粒子を入射・加速・出射する粒子加速器において、荷電粒子を入射,加速,出射した後に該粒子加速器を構成する電磁石を所定磁場まで再励磁した後減磁する制御手段と、前記入射,加速,出射及び前記再励磁,減磁を1運転サイクルとし該運転サイクルを繰り返す運転手段とを備えることを特徴とする粒子加速器。
IPC (3件):
H05H 13/04 ,  A61N 5/10 ,  H05H 7/04
FI (4件):
H05H 13/04 N ,  A61N 5/10 E ,  A61N 5/10 H ,  H05H 7/04

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