特許
J-GLOBAL ID:200903037948528866

椅子の座の起立回転装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹沢 荘一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-016939
公開番号(公開出願番号):特開平11-206501
出願日: 1998年01月29日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 椅子の座が、手を掛け易い位置と、その位置より後傾して椅子の前方を人が通り易くする位置との2段階の位置をとることができるようにする。【解決手段】 座の回転装置3は、座2の長孔4を貫通した座支持軸5の端部を左右の脚に取付け、座の左右外側に設けたストッパーピン14と、脚の内側の上下に設けたストッパー受け部15,16と、座支持軸5と座2との間に設けられて座2を着座位置から自動起立位置に起立させるコイルばね7と、一端が座2に設けられ、他端で座支持軸5を押圧して長孔と座支持軸5との当接を保持して、座2を自動起立位置に保持する板ばね13とを備え、座支持軸5と長孔とを案内して座2が摺動することによって、ストッパーピン14が下側のストッパー受け部16に受け止められた状態で、座2を自動起立位置から完全起立位置へ起立させる。
請求項(抜粋):
座に形成した孔を貫通する座支持軸を左右1対の脚に水平に支持し、前記座を起立力付与弾性体によって着座位置から自動起立位置に自動的に起立させる椅子の座の起立回転装置において、前記孔を前記座が前記着座位置にあるとき長径が上下方向を向く長孔とし、かつ前記座と前記脚との間に、前記座と当接することにより、前記座を前記着座位置と前記自動起立位置とに位置決めするストッパー機構を設けるとともに、前記座に前記座支持軸を押圧して前記長孔の上縁を前記座支持軸に圧接させる軸押圧弾性体を設け、着座している人が前記座を立ったとき、前記軸押圧弾性体によって前記長孔の上縁を前記座支持軸に圧接させたまま、前記起立力付与弾性体によって前記座を起立させ、前記ストッパー機構によって前記自動起立位置に位置決めし、前記座が前記自動起立位置よりさらに後方に押圧されたとき、前記ストッパー機構を支点にして前記座支持軸が前記長孔内を移動することにより、完全起立位置への後傾を許容することを特徴とする椅子の座の起立回転装置。
IPC (2件):
A47C 1/121 ,  A47C 7/60
FI (2件):
A47C 1/121 ,  A47C 7/60

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