特許
J-GLOBAL ID:200903037956416600

2次燃焼吹錬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-229530
公開番号(公開出願番号):特開平5-043926
出願日: 1991年08月15日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 脱炭反応により生成するCOガスの2次燃焼反応の促進を図ると共に、2次燃焼反応によって生じた熱を鉄浴に効率良く伝えることのできる2次燃焼吹錬方法を提供する。【構成】 溶融鉄処理炉内の溶鉄を吹錬すると共に排ガス2次燃焼を行って溶鉄の温度を高める2次燃焼吹錬方法において、吹錬用酸素ガスを供給する上吹き酸素ランスの主孔ノズルからの酸素供給を、吹錬時期に応じて適切に調整しつつ行なう。
請求項(抜粋):
溶融鉄処理炉内の溶鉄を吹錬すると共に生成ガスの2次燃焼を行なって溶鉄の温度を高める2次燃焼吹錬方法において、吹錬用の酸素ガスを供給する上吹き酸素ランスの主孔ノズルからの酸素ガスの供給を、下記(1) 〜(5) 式に基づく下記条件(A) 〜(C) を同時に満足しつつ行なうことを特徴とする2次燃焼吹錬方法。(A) 下記(1) 式に基づいて、吹錬全般をN期(Nは2以上の整数)に分割すること TL+ΔT・(i-l)/N<T(i) ≦TL+ΔT・i/N ...(1) 但し TL:吹錬中の鉄浴最低温度ΔT:TH-TL(TH:吹錬中の鉄浴最高温度)T(i) :i期における鉄浴温度i:1からNまで変化する整数(B) 下記(2) 式が、全てのiの60%以上で成立すること DO(i) <DO(i +1) ...(2) 但し、 DO(i):i期におけるDO値(DO値は、下記(3) 式で与えられる) DO=FO<SB>2</SB> /[π・(LH・tan θ)<SP>2</SP> ] ...(3) 但し、FO<SB>2</SB> :上吹き酸素ランスの主孔ノズルからの送酸速度LH:鉄浴面から酸素ランス最下端までの距離θ:主孔ノズルが酸素ランス本体方向とのなす角度(C) 下記(4) 式または(5) 式が成立すること【数1】【数2】
IPC (2件):
C21C 5/30 ,  C21C 5/34

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