特許
J-GLOBAL ID:200903037957824443

超音波藻計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-093677
公開番号(公開出願番号):特開平6-281736
出願日: 1993年03月29日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 藻信号を海底信号から分離し藻の高さと量の自動計測を行う。【構成】 受信信号の包絡線検波信号には魚信号イ、藻信号ロ、海底信号ハ等の各種の信号が含まれるが(a)それぞれの信号について前縁と後縁を検出する。藻信号ロと海底信号ハの立ち上がり時間位置をT1、T2とする(b)。包絡線検波信号が適宜レベルのスレショールド値を越えた時点の時間位置T3を海底信号ハの発生時間位置とし、ここから藻の高さの伝搬時間の数倍の時間位置T0を定め(a)(c)T0〜T3間に存するT1とT2の時間位置の検出信号(d)によりT1とT2の間を通過時間幅とするゲート信号を形成し(e)、包絡線検波信号をゲート処理して藻信号ロのみを取り出す(f)。時間幅|T2-T1|から高さHが、信号レベルVから量√n・TS が求まる。
請求項(抜粋):
送信パルス信号を出力する送信回路と; 前記送信パルス信号を受けて海底に向けて超音波パルスを送波し海中からの反射波を受けて受信信号を出力する送受波器と; 前記受信信号を増幅する増幅回路と; 前記増幅回路の出力信号に対し伝搬減衰の補正を行うTVG回路と; 前記TVG回路の出力信号を包絡線検波する検波回路と; 前記検波回路が出力する各種信号の前縁と後縁をそれぞれ検出する前後縁検出回路と; 前記検波回路が出力する各種信号から海底信号を検出しその検出した海底信号の時間位置を基準に所定時間幅の藻抽出ゲート信号を形成出力する藻抽出ゲート回路と; 前記前後縁検出回路が出力する前縁と後縁とを示す信号であって前記藻抽出ゲート信号の時間幅内に存する前縁信号と後縁信号の各時間位置の間を通過時間幅とする藻出力用ゲート信号を形成しその藻出力用ゲート信号により前記検波回路が出力する各種信号から藻信号を取り出す藻出力回路と; 前記藻出力回路が出力する藻信号の時間幅と振幅とにより藻の高さと量を算出する演算回路と; を備えたことを特徴とする超音波藻計測装置。
IPC (2件):
G01S 15/42 ,  G01S 7/52

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