特許
J-GLOBAL ID:200903037958776019

フローシステムにおける流れを制御する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-560657
公開番号(公開出願番号):特表2003-523512
出願日: 2001年02月13日
公開日(公表日): 2003年08月05日
要約:
【要約】液体流がある粒子濃度を含むフローシステムにおける、流れを制御する方法では、液体流は搬送液によって囲まれる。液体流と搬送液とは中央チャネルに導かれ、そこには液体流の測定が行なわれる観察区域(4)が設けられている。測定結果を用いて、液体流はいくつかのチャネルのうちの1つへ導かれる。これは、液体流がチャネルに到達する前に、制御液が液体流に導入されるためである。制御液は、たとえば電気浸透効果などの動電効果に基づいて揚水する毛細管ポンプ構造から誘導される。好ましい実施例では、ポンプ構造は2つの毛細管構造からなり、その各々に電界が印加され得る。電界の強さに応じて、制御液の量を制御して、ある粒子濃度の液体流を2つのチャネルのうちの1つに導くことが可能となる。第2の実施例では、ポンプ構造は1つの毛細管構造からなる。液体は、一方の毛細管構造の液体の量が増加すると、第2の毛細管構造の液体の量がそれに応じて減少するよう、有利に制御可能である。この発明の利点は、まず第1に、比較的高価な機械的揚水構造を用いずに揚水が実行できることにある。さらに、フローシステムにおける流れのパターンをよりよく維持することが達成される。
請求項(抜粋):
ある粒子濃度の液体流がチャネルに導かれるフローシステムにおける流れを制御する方法であって、 液体流が搬送液によって覆われるステップと、 液体流中の粒子の流体力学的集中がもたらされるステップと、 チャネルの合流点(7)で、制御液が少なくとも1つのチャネル(5、6)から導入されるステップとを含み、 前記方法は、 制御液の量が少なくとも1つの動電ポンプにより制御されることを特徴とする、方法。
IPC (4件):
G01N 15/14 ,  G01N 1/10 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/483
FI (4件):
G01N 15/14 A ,  G01N 1/10 G ,  G01N 33/48 M ,  G01N 33/483 E
Fターム (9件):
2G045CB01 ,  2G045CB21 ,  2G045FA34 ,  2G045FB06 ,  2G052AA33 ,  2G052AA36 ,  2G052CA12 ,  2G052CA39 ,  2G052ED14
引用特許:
審査官引用 (7件)
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