特許
J-GLOBAL ID:200903037988661135

ヘッドアンプ回路及び磁気抵抗効果型ヘッドの抵抗値測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-182429
公開番号(公開出願番号):特開2000-011343
出願日: 1998年06月29日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】【課題】MRヘッドの抵抗値が高精度に且つ簡単に測定可能なようにする。【解決手段】CPU40は、ヘッドセレクト回路12の空きのヘッド接続端子11-5に接続された抵抗値Rの抵抗30をヘッドセレクト回路12により選択させる。するとバイアス電流源13から抵抗30にバイアス電流が供給され、その両端に発生する電圧がアンプ14,16により増幅されて電圧Vrとして観測される。CPU40は、電圧Vrをもとに抵抗30の抵抗値Rcを求め、抵抗値補正係数k=R/Rcを求める。次にCPU40は、例えば接続端子11-0に接続されたMRヘッド20-0を選択させる。するとヘッド20-0にバイアス電流が供給され、その両端の電圧のDC成分がアンプ14,16により増幅されて出力電圧Vmrとして観測される。CPU40は、電圧Vmrをもとにヘッド20-0の抵抗値を求め、それに補正係数kを乗じることで補正された抵抗値Rmr0 を求める。
請求項(抜粋):
外部から指定されたバイアス電流を供給するためのバイアス電流源と、複数の磁気抵抗効果型ヘッドが接続可能なヘッド接続端子群を有し、前記接続端子群のうち外部から指定された接続端子を選択して当該接続端子に前記バイアス電流源からのバイアス電流を供給させるヘッドセレクト回路と、前記ヘッドセレクト回路によって前記ヘッドが接続されている接続端子が選択された状態で、当該ヘッドによって磁気記録媒体から読み取られた再生信号を増幅する第1の増幅手段と、前記ヘッドセレクト回路によって選択された接続端子に現れる電圧信号の直流成分を増幅する第2の増幅手段とを備えたヘッドアンプ回路において、前記ヘッドセレクト回路の前記接続端子群のうちの空きの接続端子に接続された抵抗値が既知の抵抗であって、当該抵抗が前記ヘッドセレクト回路によって選択されている状態で前記第2の増幅手段の出力をもとに当該抵抗の抵抗値を測定することで、前記接続端子に接続されている前記ヘッドの抵抗値を測定する際の真値とのずれを補正するための補正情報を取得するのに用いられる抵抗を具備することを特徴とするヘッドアンプ回路。
IPC (2件):
G11B 5/455 ,  G11B 5/02
FI (2件):
G11B 5/455 C ,  G11B 5/02 U
Fターム (3件):
5D091AA08 ,  5D091DD07 ,  5D091DD09

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