特許
J-GLOBAL ID:200903037989489964

回転電機付ターボチャージャ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 富雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-089179
公開番号(公開出願番号):特開平6-280587
出願日: 1993年03月24日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 回転電機のステーターの1相が欠相しても、残りの2相のステータコイルを使って回転電機3を電動機運転させること。【構成】 回転電機3のステータ中性点34とインバータの直流入力端の正極及び負極との間にスイッチング素子27,28を接続する。一方、回転電機の各ステータコイル31〜33の電流を検知する電流検出手段5〜7からの信号に基づいて回転電機の欠相検出を行う。各相の欠相に対応して上記スイッチング素子27,28及びインバータ内の各スイッチング素子21〜26のスイッチングパターンデータを記憶しておき、例えば、W相が欠相したとき、残りのU,V相のスタータコイル31,32を励磁して回転磁界を発生させるスイッチングパターンデータを取り出す。そして、それに基づいて上記各スイッチング素子21〜28のスイッチングを制御することにより、回転電機の電動機運転を行わせる。
請求項(抜粋):
エンジンの吸排気流路に配置したターボチャージャの回転軸に連結した回転電機を、エンジンの運転状態に応じて電動機あるいは発電機として作動させる回転電機付ターボチャージャにおいて、回転電機のステータ中性点と回転電機への電源供給用インバータの直流入力端の正極及び負極との間にそれぞれ設けたスイッチング素子と、回転電機の各ステータコイルの電流を検知する電流検出手段と、該電流検出手段からの信号に基づいて回転電機の欠相検出を行う欠相検出手段と、各相の欠相に対応して上記スイッチング素子及びインバータ内の各スイッチング素子のスイッチングパターンを記憶するスイッチングパターン記憶手段とを具え、上記欠相検出手段が欠相の発生を検出したとき、欠相した相に対応したスイッチングパターンを上記スイッチングパターン記憶手段から取り出し、それに基づいて上記各スイッチング素子のスイッチングを制御することにより、回転電機のステータに回転磁界を発生させて、回転電機の電動機運転を行わせることを特徴とする回転電機付ターボチャージャ。
IPC (2件):
F02B 37/10 ,  H02J 7/16

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