特許
J-GLOBAL ID:200903037995539000

動きベクトル検出方法および装置並びに動きベクトル検出プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-387684
公開番号(公開出願番号):特開2001-251632
出願日: 2000年12月20日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 参照画面の端部の動きベクトル検出に際して補正値を追加して所望の動きベクトル検出時の探索領域を参照画面内に収めて検出精度の向上を図る。【解決手段】 原画像画面上の符号化ブロックと原画像と時間的に異なる参照画面上の探索領域内に存在しかつ符号化ブロックと同じ面積の複数の2次候補ブロックとの相関性を求め、相関性が最も高い候補ブロックを選択してその変位を1次動きベクトルとして求めて、動きベクトル/対応する候補ブロックと参照画面の位置関係とを検出し、探索領域/候補ブロックが参照画面の境界よりも内側に位置するかを判定し、探索領域/候補ブロックの一部が境界の外側に位置する場合に探索領域/候補ブロックが参照画面の境界内に含まれるような所定の補正量にて1次動きベクトルの位置を補正してから、補正された動きベクトルと補正量を用いて2次動きベクトルを検出し、1次動きベクトルと補正量と2次動きベクトルとより所望の動きベクトルを求める。
請求項(抜粋):
符号化された原画像の画面上で任意の面積を占める符号化ブロックと、この原画像と時間的に異なる参照画像の画面上で任意の大きさを有する探索領域内に存在し前記符号化ブロックと同じ面積を占める複数個の候補ブロックと、の両者の相関性を求めるステップと、前記複数個の候補ブロックの中から相関性が最も高い候補ブロックを選択してそのときの変位を1次動きベクトルとして求めるステップと、前記1次動きベクトルに基づいて2次探索領域を決定し、その探索領域内に存在する前記符号化ブロックと同じ面積を占める複数個の2次候補ブロック、または前記1次動きベクトルと、前記参照画面の位置関係と、を検出して、前記2次探索領域または前記2次候補ブロックが前記参照画面の境界よりも外側に位置するか否かを判定するステップと、前記2次探索領域または2次候補ブロックの一部が前記境界の外側に位置しているものと判定された場合に、前記2次探索領域または前記2次候補ブロックが前記参照画面の境界内に含まれるような所定の補正量にて前記1次動きベクトルの位置を補正するステップと、前記位置が補正された動きベクトルに基づいた補正後の2次探索領域内に存在する、前記符号化ブロックと同じ面積を占める複数個の補正後の2次候補ブロックと、前記符号化ブロックと、の両者の相関性を求めるステップと、前記複数個の2次候補ブロックの中から相関性が最も高い2次候補ブロックを選択して、そのときの変位を2次動きベクトルとして求めるステップと、前記1次動きベクトルと、前記補正量と、前記2次動きベクトルより所望の動きベクトルを求めるステップと、を備えることを特徴とする動きベクトル検出方法。
IPC (3件):
H04N 7/32 ,  G06T 7/20 ,  H03M 7/36
FI (3件):
G06T 7/20 B ,  H03M 7/36 ,  H04N 7/137 Z

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