特許
J-GLOBAL ID:200903038007420679

自動クラッチ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-156876
公開番号(公開出願番号):特開平11-002259
出願日: 1997年06月13日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 車両運転者の意図に合った最適な係合速度でクラッチを係合させることのできる自動クラッチ制御装置を提供する。【解決手段】 シフトレバーの操作開始を検知すると、エンジンと変速機との間のクラッチを解放させ、その後、シフトレバーが何れかのシフト位置に入ったことを検知すると、エンジン回転数Neと変速機の入力軸の回転数Ncとの差(|Ne-Nc|)に応じた基本係合速度CVB を元に、クラッチの係合速度CVを設定し、その係合速度CVでクラッチを係合させる装置において(S210,S240,S250)、シフトレバーの操作速度SVを検出し、その操作速度SVが大きいほど、基本係合速度CVB の補正係数KSVを大きい値に設定してクラッチの係合速度CVを大きくする(S230)。よって、運転者のシフト操作速度SVに合った係合速度CVでクラッチを係合させて車両の運転性を向上できる。
請求項(抜粋):
エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に介在されたクラッチを作動させる駆動手段と、前記変速機のギアを変えるためのシフトレバーの操作が開始されたこと、及び、前記シフトレバーが何れかのシフト位置に入れられたこと、を検出するシフト操作検出手段と、該シフト操作検出手段により前記シフトレバーの操作が開始されたことが検出されると、前記駆動手段を制御して前記クラッチを解放させ、その後、前記シフト操作検出手段により前記シフトレバーが何れかのシフト位置に入れられたことが検出されると、前記駆動手段を制御して前記クラッチを所定の速度で係合させる制御手段と、を備えた自動クラッチ制御装置において、前記シフトレバーの操作速度を検出する操作速度検出手段を備え、前記制御手段は、前記操作速度検出手段により検出された前記シフトレバーの操作速度に応じて、該操作速度が大きいほど、前記クラッチを係合させる速度を大きくするよう構成されていること、を特徴とする自動クラッチ制御装置。

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