特許
J-GLOBAL ID:200903038014767595
アクリル系複合繊維及びこれを含有する不織布、ならびにアクリル系複合繊維の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-000551
公開番号(公開出願番号):特開2007-182641
出願日: 2006年01月05日
公開日(公表日): 2007年07月19日
要約:
【課題】低いエネルギーでも割繊フィブリル化し、高い比表面積となり、高吸液性、耐溶剤性を有するアクリル系複合繊維と、これを含有する不織布を提供する。【解決手段】アクリロニトリルを50質量%以上含有するアクリロニトリル系重合体40〜85質量%、セルロース系重合体60〜15重量%から構成され、見掛け繊度比が1.5〜3.0であるアクリル系複合繊維は、低いエネルギーでも割繊フィブリル化し、高い比表面積となるので、不織布用途に好適な繊維である。また、この繊維を用いた不織布は高吸液性、耐溶剤性に優れている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
アクリロニトリル単位を50質量%以上含有するアクリロニトリル系重合体40〜85質量%、セルロース系重合体60〜15質量%から構成され、見掛け繊度比が1.5〜3.0であるアクリル系複合繊維。
ここで、見掛け繊度比は以下の手順にて求める。
1.見掛け繊維断面積
(1)アクリル系複合繊維を液体窒素中に浸漬して凍結し、切断する。
(2)アクリル系複合繊維を凍結状態を保ったまま減圧乾燥し、走査型電子顕微鏡を用いて、その断面の倍率500倍の写真を撮影する。
(3)写真から100本の単繊維についてその見かけ断面積を測定し、その平均値を見掛け繊維断面積とする。
2.繊度換算断面積
(1)アクリル系複合繊維を20°C、65%RHで恒量になるまで乾燥する。
(2)アクリル系複合繊維の合計の長さ及び質量を測定する。
(3)合計の長さ、質量、アクリル系複合繊維を構成する重合体の比重及び混合比率から、アクリル系複合繊維が空隙を有さないときの実質体積を計算する。
(4)合計の長さ及び実質体積から、アクリル系複合繊維が空隙を有さないときの断面積を計算し、繊度換算断面積とする。
3.見掛け繊度比=見掛け繊維断面積/繊度換算断面積
IPC (3件):
D01F 6/54
, D04H 1/42
, D21H 13/18
FI (3件):
D01F6/54 Z
, D04H1/42 L
, D21H13/18
Fターム (31件):
4L035AA04
, 4L035BB03
, 4L035BB11
, 4L035BB59
, 4L035DD01
, 4L035EE20
, 4L035FF04
, 4L035FF05
, 4L035LB01
, 4L035LB10
, 4L047AA08
, 4L047AA17
, 4L047AA27
, 4L047AA28
, 4L047AA29
, 4L047AB02
, 4L047AB06
, 4L047BA09
, 4L047BA21
, 4L047BA22
, 4L047CB10
, 4L047CC16
, 4L055AF27
, 4L055AF29
, 4L055AF46
, 4L055EA04
, 4L055FA19
, 4L055FA30
, 4L055GA39
, 4L055GA46
, 4L055GA50
引用特許:
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