特許
J-GLOBAL ID:200903038015518572

燃焼制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-205639
公開番号(公開出願番号):特開平11-051387
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 簡単に低コストで構成でき、しかも給排気系の閉塞率の変化に起因する燃焼室の圧力変動に係わらず、常に最適風量を維持できるようにする。【解決手段】 この発明に係る燃焼制御回路18は、先ず現在指示している電圧でのファンモータ基準回転数を、第1基準マップM1から読み取り、次に、そのファンモータ基準回転数に対する、回転数検出回路17で読み取った実際の回転数の回転数偏差率を演算し、その回転数偏差率と、現在指示している電圧とに対応する給排気閉塞率を、第2基準マップM2から読み取る。続いて、その給排気閉塞率と、現時点での要求熱量とに対応する電圧を第3基準マップM3から読み取り、その電圧に応じた指示値を、定電圧駆動回路15に向けて出力する。これにより、ファンモータ21には電圧が印加され、ファンモータ21は、給排気系の現状の閉塞率に応じた最適風量を燃焼室1aに送り込む。
請求項(抜粋):
燃焼部におけるその時々の要求熱量に見合う最適空気量をファンにより強制送気するため、該ファンを駆動するファンモータを制御する燃焼制御装置において、予め基準器での燃焼部の給排気を全開状態に保持して得られた、ファンモータ印加電圧およびファンモータ基準回転数から成る第1基準マップと、予め基準器での燃焼部の給排気閉塞率を変化させて得られた、ファンモータ印加電圧、ファンモータ基準回転数に対する給排気閉塞率変更時ファンモータ回転数の回転偏差率、および当該給排気閉塞率から成る第2基準マップと、予め基準器での燃焼部の給排気閉塞率を変化させて得られた、当該給排気閉塞率、各種要求熱量、およびその各種要求熱量を達成させる最適空気量を確保可能とするファンモータ印加電圧から成る第3基準マップと、を記憶する基準マップ記憶手段と、上記ファンモータの回転数を検出するファンモータ回転数検出手段と、上記ファンモータに電圧を印加したとき、上記第1基準マップにおける当該印加電圧でのファンモータ基準回転数と、上記ファンモータ回転数検出手段による実際の回転数との回転偏差率を求める回転偏差率演算手段と、上記回転偏差率演算手段で求めた回転偏差率と当該印加電圧とに対応する給排気閉塞率を上記第2基準マップを用いて決定する閉塞率決定手段と、上記閉塞率決定手段で決定した給排気閉塞率と、今回の要求熱量とに対応する印加電圧を上記第3基準マップを用いて決定し、その印加電圧をファンモータに出力する印加電圧決定出力手段と、を有することを特徴とする燃焼制御装置。
IPC (2件):
F23N 5/24 104 ,  F23N 3/00
FI (2件):
F23N 5/24 104 ,  F23N 3/00

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