特許
J-GLOBAL ID:200903038018181080
回転陽極型X線管
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-114269
公開番号(公開出願番号):特開平5-290770
出願日: 1992年04月08日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、X線管の組立て時や動作時に、潤滑剤の漏出を伴うことなく軸受構成部材や液体金属潤滑剤から内蔵ガスを排出させ得て、安定な軸受動作を維持することができる回転陽極型X線管を提供することを目的とする。【構成】 この発明は、陽極ターゲット11が固定された回転体12と固定体15との間にラジアルすべり軸受部20a,20b 及びスラストすべり軸受部22a,22b を備え、スラストすべり軸受部の軸受間隙Gs1、Gs2により回転体が固定体に対して管軸方向に沿って動き得る寸法が、ラジアルすべり軸受部の軸受間隙Gr により垂直方向に動き得る寸法よりも大きく設定されてなる回転陽極型X線管である。
請求項(抜粋):
陽極ターゲットが固定された回転体と、この回転体を回転可能に保持する固定体と、これら両者の近接部に設けられたらせん溝を有するラジアルすべり軸受部と、回転軸に垂直な少なくとも2つの面にそれぞれ形成されたらせん溝を有するスラストすべり軸受部とを備え、これらすべり軸受部の前記らせん溝及び軸受間隙に液体金属潤滑剤が充填されてなる回転陽極型X線管において、 上記スラストすべり軸受部の軸受間隙により回転体が固定体に対して管軸方向に沿って動き得る寸法が、上記ラジアルすべり軸受部の軸受間隙により回転体が垂直方向に動き得る寸法よりも大きく設定されてなることを特徴とする回転陽極型X線管。
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