特許
J-GLOBAL ID:200903038020697094

音響特徴抽出方法及び、その装置、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-046018
公開番号(公開出願番号):特開2009-204808
出願日: 2008年02月27日
公開日(公表日): 2009年09月10日
要約:
【課題】多重音信号からスペクトル包絡特徴とスペクトル微細構造特徴とパワー時間包絡特徴から成る三要素特徴を抽出する際に、音の特徴的なスペクトル包絡構造および特徴的な微細構造を個別に学習できるようにする。【解決手段】入力音響信号のパワースペクトルの時系列を出力し(ステップS1)、スペクトル包絡特徴、スペクトル微細構造特徴、パワー時間包絡特徴から成る三要素特徴の初期値を生成し、三要素についての所定の拘束条件下で、更新された三要素特徴から得られるパワースペクトル時系列モデルが、音響信号のパワースペクトルの時系列に近似するように当該三要素特徴の更新値を計算し(ステップS2)、三要素特徴更新過程の繰り返しが所定の規準を満たしたかどうかを判定する。基準を満たしていない場合には三要素特徴更新過程を行わせ(ステップS4)、規準を満たすと判定されたら三要素特徴の更新値を出力する(ステップS5)。【選択図】図1
請求項(抜粋):
音響信号を入力としてパワースペクトルの時系列を出力する周波数解析過程と、 前記周波数解析過程において出力されたパワースペクトル時系列を入力としてスペクトル包絡特徴、スペクトル微細構造特徴、及び、パワー時間包絡特徴から成る三要素特徴の初期値を生成する初期三要素特徴生成過程と、 前記三要素についての所定の拘束条件下において、更新された三要素特徴から得られるパワースペクトル時系列モデルが、前記周波数解析過程において出力された音響信号のパワースペクトルの時系列に近似するように当該三要素特徴の更新値を計算し、出力する三要素特徴更新過程と、 前記三要素特徴更新過程の繰り返しが、繰り返しを終了するための所定の規準を満たしたかどうかを判定し、満たしていない場合には再び三要素特徴更新過程を行わせる収束判定過程と、 前記収束判定過程において所定の規準を満たすと判定された場合に、三要素特徴の更新値を出力する三要素特徴出力過程と、 を有することを特徴とする音響特徴抽出方法。
IPC (1件):
G10L 11/00
FI (4件):
G10L11/00 402K ,  G10L11/00 101H ,  G10L11/00 101F ,  G10L11/00 101D
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 調波構造・時間包絡・音色の統合的クラスタリングによる楽音分析 Harumonic, Temporal and Timbral Unifie
  • 調波構造・時間包絡・音色の統合的クラスタリングによる楽音分析 Harumonic, Temporal and Timbral Unifie

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