特許
J-GLOBAL ID:200903038020905010

多チャネル反響消去方法・多チャネル反響消去装置・多チャネル反響消去プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-240653
公開番号(公開出願番号):特開2003-051766
出願日: 2001年08月08日
公開日(公表日): 2003年02月21日
要約:
【要約】【課題】 チャネル間で音声レベル差が顕著であり、話者が交代することを繰返しても高速に収束し、反響を消去することとができる多チャネル反響消去方法、装置及びプログラムを提供する。【解決手段】 Nチャネル(Nは2以上の整数)の受話信号を、N個の反響路を模擬した模擬反響路を通してN個の擬似反響信号を生成し、これらN個の擬似反響信号を加算して、総合擬似反響信号を求め、その総合擬似反響信号を集音信号から差し引いて残留反響信号を求め、特に各チャネルの受話信号の大きさ、つまり振幅又は電力をそれぞれ求め、それらのルートを計算し、その値を更新式の正規化に用い、各チャネルの擬似反響路の修正ベクトルを求め、その修正ベクトルにより、そのチャネルの擬似反響路の特性を修正する。
請求項(抜粋):
Nチャネル(Nは2以上の整数)の受話信号をN個の擬似反響路に通してN個の擬似反響信号を求め、前記N個の擬似反響信号を加算して総合擬似反響信号を求め、この総合擬似反響信号を前記Nチャネルの受話信号がN個の反響路を通った後にマイクロホンに集音された集音信号から差し引いて相手に送る誤差信号を求め、前記N個の受話信号と前記誤差信号とを用いて適応アルゴリズムにより前記N個の反響路を逐次推定する多チャネル反響消去方法において、前記Nチャネルの受話信号のそれぞれのレベルを算出すると共に、前記チャネル毎の擬似反響路の更新量を各チャネルのレベルの逆数に比例して重み付けを行ない各チャネルの擬似反響路の修正ベクトルを求め、その修正ベクトルにより各チャネルの擬似反響路の特性を修正することを特徴とする多チャネル反響消去方法。
Fターム (6件):
5K046AA01 ,  5K046HH18 ,  5K046HH35 ,  5K046HH37 ,  5K046HH56 ,  5K046HH79

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