特許
J-GLOBAL ID:200903038027402855

水性シリコーン変性アクリレート重合体エマルジョン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-238641
公開番号(公開出願番号):特開平8-003409
出願日: 1994年09月07日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【構成】 アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等のアクリレート単量体系(A)を、スルホン酸基又はスルホネート基を有するエチレン性不飽和単量体、硫酸エステル基を有するエチレン性不飽和単量体等の乳化剤(B)の存在下、水性媒体中において乳化重合に付すことにより得られるアクリレート重合体エマルジョンであって、該乳化重合中か又は該乳化重合後に、シリコーン構造を有する特定の変性剤(C)を用いてシリコーン変性されてなる水性シリコーン変性アクリレート重合体エマルジョン。【効果】 撥水性、耐水性、耐候性、顔料分散性、光沢保持性、耐汚染性、密着性に優れた皮膜を提供する。従って、塗料、建材の下地処理材又は仕上げ材、接着剤、感圧性粘着剤、紙加工剤、又は編織布の仕上げ剤として有用であり、特に塗料用、建材の仕上げ材として有用である。
請求項(抜粋):
単量体系(A)を、乳化剤(B)の存在下、水性媒体中において乳化重合に付すことにより得られるアクリレート重合体エマルジョンであり、該乳化重合中か又は該乳化重合後に、シリコーン構造を有する変性剤(C)を用いてシリコーン変性されてなる水性シリコーン変性アクリレート重合体エマルジョンであって、該単量体系(A)が、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル及びそれらの混合物よりなる群から選ばれるアクリレート単量体を含み、該乳化剤(B)が、スルホン酸基又はスルホネート基を有するエチレン性不飽和単量体、硫酸エステル基を有するエチレン性不飽和単量体、及びそれらの混合物よりなる群から選ばれ、該シリコーン構造を有する変性剤(C)が、式(I):R1 - Si -( R2 ) 3 ......(I)(式中、R1 は水素原子、炭素数1〜16の脂肪族炭化水素基、炭素数5〜10のアリール基、炭素数5〜6のシクロアルキル基、ビニル基、炭素数1〜10のアクリル酸アルキル基、または炭素数1〜10のメタクリル酸アルキル基であり、各R2 はそれぞれ、独立して、炭素数1〜8のアルコキシ基、アセトキシ基、または水酸基である)で表される、シリコーン構造を有するシラン(I)の少なくとも一種を含むことを特徴とする、水性シリコーン変性アクリレート重合体エマルジョン。
IPC (3件):
C08L 33/00 LJG ,  C08F 2/22 MBP ,  C08F 20/18
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-178301
  • 特開平4-175343
  • 高耐候性一液架橋型エマルシヨン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-329929   出願人:株式会社日本触媒
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