特許
J-GLOBAL ID:200903038048369572

木造建築物の横架材接合構造とその用具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原田 信市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-201895
公開番号(公開出願番号):特開平9-032114
出願日: 1995年07月17日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 従来、接合金具主体の楔案内片と横架材の拡幅縦溝を嵌合し、それらの間に打込み楔を挿入し緊締接合していたため、これら楔案内片や拡幅縦溝を設ける手間、両者を正確に嵌合する面倒な作業を要し、特に、横架材の拡幅縦溝は欠損部分を大きくして強度を低下させる不利があった。【解決手段】 接合金具主体21の底板22に長孔22′を、また、芯板23のが上端面に凹溝23′を、下端面でかつ上記長孔22′に一致する位置に逆凹溝23′′を備え、横架材が、その接合端部31に、上記接合金具主体21とほぼ同形の嵌合空処32形成し、上記副溝35,35′と凹溝23′に、その上方から板片状キー38を、また、逆副溝36,36′と逆凹溝23′′に、上記長孔22′を通じてその下方から同じく板片状キー39を打ち込んでいることを特徴とする木造建築物の横架材接合構造。
請求項(抜粋):
接合金具主体21が、底板22の上面に芯板23を設立し、これら底板22および芯板23の一側端面に取付け板24を起立させ、上記底板22が長孔22′を備え、上記芯板23が上端面に凹溝23′を、下端面でかつ上記長孔22′に一致する位置に逆凹溝23′′を備えていること、梁26等の横架材が、その接合端部31に、上記接合金具主体21とほぼ同形の嵌合空処32、すなわち、該接合端部31の底面に設けられかつ上記底板22を受入する所要の大きさと形状にした扁平凹処33、該接合端部31に設けられかつ芯板23を受入する所要の大きさと形状にした縦溝34、その縦溝34の上端開口部分であって前記凹溝23′に対応することになる位置に設けた所要の大きさと形状の副溝35,35′、扁平凹処33と上記縦溝34との間であって上記長孔22′および逆凹溝23′′に対応することになる位置に設けた逆副溝36,36′を連続させてなる嵌合空処32を形成していること、柱25の一側面に、上記接合金具主体21が水平に取り付けられ、その接合金具主体21に上記嵌合空処32を嵌合した状態で、梁26等の横架材が該接合金具主体21に乗載していること、上記副溝35,35′と凹溝23′に、その上方から板片状キー38を、また、逆副溝36,36′と逆凹溝23′′に、上記長孔22′を通じてその下方から同じく板片状キー39を打ち込むことによって、梁26等の横架材の接合端部31の長手方向端面37を柱25の側面に圧接させていることを特徴とする木造建築物の横架材接合構造。
IPC (2件):
E04B 1/26 ,  E04B 1/58 508
FI (2件):
E04B 1/26 G ,  E04B 1/58 508 L

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