特許
J-GLOBAL ID:200903038048854233

鋳鋼製回転式圧縮機ローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 敬一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-098860
公開番号(公開出願番号):特開平9-287057
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 鋳鋼製回転式圧縮機ローラの耐摩耗性を向上する。【解決手段】 本発明による鋳鋼製回転式圧縮機ローラは、シリンダ3と、シリンダ3内で中心に対して偏心して回転可能に配置されたローラ2と、シリンダ3又はローラ2に形成された溝3a内で摺動可能に嵌装されたベーン1とを備えた回転式圧縮機に使用される。ローラ2は、重量基準で、炭素(C)0.8〜 2.3%、珪素(Si)0.4〜 2.0%、マンガン(Mn)0.5〜1.5%、クロム(Cr)5.0〜 25.0%、モリブデン(Mo)0.2〜 5.0%、硫黄(S)0.05〜 0.4%、燐(P)0.1%以下、残部に鉄及び不可的避不純物を含み、少なくともその摺動表面部に網目状炭化物が分散する。黒鉛の晶出はなく、基地を硬化させると同時に複合炭化物を網目状に晶出させた金属組織を形成させて、耐摩耗性を向上することができる。
請求項(抜粋):
シリンダと、シリンダ内で中心に対して偏心して回転可能に配置されたローラと、シリンダ又はローラに形成された溝内で摺動可能に嵌装されたベーンとを備えた回転式圧縮機に使用するローラにおいて、重量基準で、炭素(C)0.8〜 2.3%、珪素(Si)0.4〜 2.0%、マンガン(Mn)0.5〜1.5%、クロム(Cr)5.0〜 25.0%、モリブデン(Mo)0.2〜 5.0%、硫黄(S)0.05〜 0.4%、燐(P)0.1%以下、残部に鉄及び不可的避不純物を含み、少なくともその摺動表面部に網目状炭化物が分散することを特徴とする鋳鋼製回転式圧縮機ローラ。
IPC (5件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 37/06 ,  C22C 38/22 ,  C22C 38/24 ,  F04C 18/356
FI (6件):
C22C 38/00 302 Z ,  C22C 37/06 Z ,  C22C 38/22 ,  C22C 38/24 ,  F04C 18/356 D ,  F04C 18/356 W
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-204150
  • 回転式流体コンプレツサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-026765   出願人:日本ピストンリング株式会社
  • 圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-094397   出願人:日立金属株式会社
全件表示

前のページに戻る