特許
J-GLOBAL ID:200903038049287723

方向性けい素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-292677
公開番号(公開出願番号):特開平8-143973
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【構成】 方向性けい素鋼板を製造するに際し、i) 冷延圧下率を80〜87%とする。ii) 脱炭焼鈍の昇温過程および均熱過程における水素分圧に対する水蒸気分圧の比P(H2O)/P(H2)を調整し、均熱過程におけるP(H2O)/P(H2)を 0.7未満とする一方、昇温過程におけるP(H2O)/P(H2)を均熱過程のそれよりも低く設定する。iii)最終仕上げ焼鈍の際、 850°Cから1000°Cまでの2次再結晶温度域を15〜100°C/hの速度で昇温する。【効果】 仕上げ焼鈍における生産性を低下させることなしに、コイルの全長にわたって優れた磁気特性を得る。
請求項(抜粋):
AlおよびNを主インヒビター成分として含有する方向性けい素鋼用スラブを、熱間圧延し、ついで熱延板焼鈍後、1回の冷間圧延により最終板厚としたのち、脱炭焼鈍を施し、ついで焼鈍分離剤を塗布してから、最終仕上げ焼鈍を施す一連の工程によって方向性けい素鋼板を製造するに際し、i) 冷延圧下率を80〜87%とすること、ii) 脱炭焼鈍の昇温過程および均熱過程における水素分圧に対する水蒸気分圧の比P(H2O)/P(H2)を調整し、均熱過程におけるP(H2O)/P(H2)を 0.7未満とする一方、昇温過程におけるP(H2O)/P(H2)を均熱過程のそれよりも低く設定すること、iii)最終仕上げ焼鈍の際、 850°Cから1000°Cまでの2次再結晶温度域を15〜100°C/hの速度で昇温することを特徴とする方向性けい素鋼板の製造方法。
IPC (2件):
C21D 9/46 501 ,  C21D 8/12

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