特許
J-GLOBAL ID:200903038062128006

有機系溶媒に可溶の液体を用いた射出成形焼結品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松野 英彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-337656
公開番号(公開出願番号):特開平5-148504
出願日: 1991年11月26日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 金属もしくはセラミックスの粉末原料を用いた射出成形焼結品にあって、特に製品化が困難とされている平均粒径の細かい粉末原料を用いた際の有機バインダーの系外抽出工程で、亀裂、膨れ、陥没等の表面欠陥が見られず、しかも、短時間の処理にて有機バインダーを系外に抽出除外する事を可能にする方法を開示する。【構成】 粉末原料と有機バインダーとを所定の割合で混合した後、該混合物を所望の形状に射出成形して成形体とし、該成形体より前記の有機バインダーを除去した後に、脱バインダー処理の済んだ成形体を加熱焼結して得る射出成形焼結品の製造方法において、有機バインダーとして、有機系溶媒に不溶である熱可塑性ポリマーと、有機系溶媒に可溶である熱可塑性ポリマーと、有機系溶媒に可溶の液体とよりなり、当該有機系溶媒に可溶の液体の示す重量%を成形体総量の0.1〜5重量%とした有機バインダーを用いる。
請求項(抜粋):
粉末原料と有機バインダーとを所定の割合で混合した後、該混合物を所望の形状に射出成形して成形体とし、該成形体より前記の有機バインダーを除去した後に、脱バインダー処理の済んだ成形体を加熱焼結して得る射出成形焼結品の製造方法において、有機バインダーとして、有機系溶媒に不溶である熱可塑性ポリマーと、有機系溶媒に可溶である熱可塑性ポリマーと、有機系溶媒に可溶の液体とよりなり、当該有機系溶媒に可溶の液体の示す重量%を成形体総量の0.1〜5重量%とした有機バインダーを用いる事を特徴とする有機系溶媒に可溶の液体を用いた射出成形焼結品の製造方法。

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