特許
J-GLOBAL ID:200903038063717021

スポット溶接電極のドレス方法およびスポット溶接装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-083905
公開番号(公開出願番号):特開平11-277249
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】スポット溶接電極を適切な時期に適切な量だけドレスして、電極の寿命を長くする。【解決手段】ロボットに支持された一対のスポット溶接電極4、5の移動範囲に、ワーク10の他、基準部材21が固定設置されると共に、ドレス装置31の削り板32が配設される。スポット溶接実行前に、電極4の先端を基準部材21の下面となる第1基準面21aに当接させてその先端位置が第1測定値PA1として記憶され、電極5の先端を基準部材21の上面となる第2基準面21bに当接させてその先端位置が第1測定値PB1として記憶される。所定回数スポット溶接を実行した後、再び上記基準部材21を用いて、電極4の先端位置PA2と電極5の先端位置がPB2とが測定される。|PA1-PA2|あるいは|PB1-PB2|が所定量△P以上のときは、電極4、5が削り板32によってドレスされる。
請求項(抜粋):
ロボットに支持され、互いに接近離間される第1電極と第2電極とを有するスポット溶接電極のドレス方法であって、ロボットによる前記各電極の移動範囲内にそれぞれ、前記第1電極と2電極との開放間隔よりも薄くされてその一方側の面が第1基準面とされると共に他方側の面が第2基準面とされた基準部材が固定配置されると共に、該各電極のドレスを行うドレス装置が配置されていて、前記第1電極の先端を前記第1基準面に当接させ、前記第2電極の先端を前記第2基準面に当接させることにより、該各電極の先端位置をそれぞれ測定して、その測定結果を第1測定結果として記憶し、前記第1測定結果を得た後に、スポット溶接を行ない、スポット溶接を行った後に、再び前記第1電極の先端を前記第1基準面に当接させ、前記第2電極の先端を前記第2基準面に当接させることにより、該各電極の先端位置をそれぞれ測定して、その測定結果を第2測定結果として記憶し、前記第1測定結果と第2測定結果との比較により得られる前記第1電極、第2電極の摩耗量が所定量以上であるときに、摩耗量に応じて前記ドレス装置によりドレスを行う、ことを特徴とするスポット溶接電極のドレス方法。
IPC (4件):
B23K 11/30 350 ,  B23K 11/11 570 ,  B23K 11/24 336 ,  G01B 21/00
FI (4件):
B23K 11/30 350 ,  B23K 11/11 570 Z ,  B23K 11/24 336 ,  G01B 21/00 W

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