特許
J-GLOBAL ID:200903038072356864

電子スチル・カメラの調整装置および調整制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛久 健司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-145429
公開番号(公開出願番号):特開平6-339064
出願日: 1993年05月26日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 積算値/測光値特性の作成時において得られる積算値が許容範囲外かどうかも作成と同時に検査する。【構成】 ディジタル・スチル・カメラ42は被写体を撮影してCCD4から出力される映像信号からYL 合成回路14によって輝度信号を抽出し,測光領域内において積算して,積算値を得て,メモリ30に記憶された積算値/測光値特性にもとづいて測光値を算出するものである。積算値/測光値特性を作成する際,所定輝度の撮影により得られる積算値の許容範囲があらかじめメモリ30に記憶されている。所定輝度の基準光源を撮影して回路4,7,8,9,14,15,16および17を介してCPU3において積算値が得られる。この積算値がメモリ30にあらかじめ記憶されている許容範囲外ならば,上位コンピュータ43の画面に警告が表示される。
請求項(抜粋):
被写体を撮影し,被写体像を表わす映像信号を出力する固体電子撮像素子を含む撮像手段,上記固体電子撮像素子から出力される映像信号から輝度信号成分を抽出する輝度信号成分抽出手段,上記輝度信号成分抽出手段において抽出された輝度信号成分を,所定の測光領域内において積算しこの積算値を表わす信号を出力する積算手段,調整モードにおいて作成される,上記積算手段から出力される信号によって表わされる積算値と上記所定の輝度との関係を表わす積算値/測光値特性を記憶する第1の記憶手段,および通常撮影モードにおいて上記第1の記憶手段に記憶されている積算値/測光値特性にもとづいて,上記積算手段から出力される信号によって表わされる積算値から測光値を算定する測光値算定手段,を備えた電子スチル・カメラにおいて,上記積算値/測光値特性を作成して上記第1の記憶手段に記憶する電子スチル・カメラの調整モード動作を制御する調整装置であって,上記基準光源の所定の輝度に応じてあらかじめ定められ上記所定の輝度に対応する上記積算値の許容範囲を記憶する第2の記憶手段,所定の輝度をもつ上記基準光源を,上記撮像手段に撮像させ上記積算手段から積算値を出力させるように制御する撮像制御手段,上記撮像制御手段による撮像制御のもとに得られた積算値が上記第2の記憶手段に記憶された上記許容範囲外かどうかを判定する判定手段,および上記撮像制御手段による撮像制御のもとに得られた積算値が,あらかじめ定められた上記許容範囲外と判定されたことに応答して警告を行なう警告手段,を備えた電子スチル・カメラの調整装置。

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